- 2012/09/05 掲載
ヤフーとユーシーテクノロジ、NFC活用したO2O実証実験を銀座で実施
ユーシーテクノロジが運営する銀座の各種情報を提供するソーシャル・ネットワークサイト「ココシル銀座」と ヤフーが運営するジオサービス「Yahoo!ロコ」が連携し、「銀座スマートスタンプラリー」を組み合わせて、O2O(オンライン・ツー・オフライン)の実証実験とする。実施期間は9月4日から10月7日まで。
具体的に検証するのは、オンライン(PC やスマートフォン)からの情報発信をメインとしたO2Oプロモーションによる実店舗の集客効果と、スマートフォンを活用して施設内でのみ取得できるインタラクティブな情報やポイントなどのインセンティブが購買行動や顧客満足度の向上へ与える影響など。

ほかにも、AR(拡張現実)機能を活用した地図ナビゲーションの通用性と効果検証、今後のO2Oビジネスの推進に向けた調査データの収集・分析、NFC(近距離無線通信)技術を活用した、同一のエリアにおける価値提供の可能性の検証などを行うという。

Andoroid 版のスマートフォンを持つユーザーは、銀座スマートスタンプラリー専用のアプリをダウンロードするだけで参加できる。
アプリには、ヤフーが提供する「Yahoo!ロコ 地図」の機能を搭載し、同社技術によって銀座の街のナビゲーションをサポートするという。
各店舗に設置された専用のタグスタンドには NFCタグ(ucodeNFC)と QR コード(ucodeQR)が内蔵されており、対応のスマートフォンでタッチすることでスタンプを取得できる。各コース内のすべての店舗のスタンプを集めると、豪華賞品が当たるキャンペーンに応募できる。
ヤフーは、昨年6月に同社が展開してきた地域生活圏情報に関わる7つサービスを集約し、新たにジオサービスとして「Yahoo!ロコ」を公開し、O2Oの展開に向けてさまざまな施策を実施している。
ユーシーテクノロジでは、銀座の街の活性化を目的に、本スタンプラリーに加え、今後、さまざまな場所に対応した各種サービスを構築・提供していく。
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