ダイキン工業では、研究・企画・設計・生産にまたがる製品開発プロセスを標準化するシステム「SpaceFinder」を1999年から販売している。本製品では、開発プロセスでやり取りされる情報を電子帳票化し、ワークフローと結びつけ、開発プロセスと技術情報をひも付けした状態で一元管理できるのが特徴。

　新たに開発した「SpaceFinder for .NET」では、製品開発に関連するデータを包括管理するソフトウェア（PLM：Product Lifecycle Management）との連携が可能になった。

　従来、PLMを導入する時や組織体制・開発プロセスを変更するたびに、ユーザーの実情に合わせたシステム構築を外注する必要があるため、時間・コスト面での課題から、部品表や図面といったデータ管理機能のみの利用に留まっているのが実情だった。

　本商品では、こうした課題を解決し、PLMと連携して企業の開発環境の変化に即したシステムを低価格で構築できるという。

　価格は25ライセンスで300万円（税込）から。