- 2011/04/25 掲載
日本マイクロソフト、Internet Explorer 9 日本語版の提供を開始
日本国内においても現時点で主要コンテンツ、Webサービスプロバイダーおよびハードウェアメーカー25社が、IE9の新機能に対応済みまたは対応を表明しているという。Webサービスプロバイダー各社からは、各サービスを利用するのに最適化されたIE9が提供される。また、企業向けアプリケーションおよびソリューションプロバイダー24社が、IE9に対応した各種アプリケーションやソリューションの提供を予定している。
IE9では、PCのハードウェアリソースを活用して、ブラウジングのパフォーマンスを向上。ブラウザーで行うすべての画面描画処理にコンピューターのグラフィックプロセッシングユニット(GPU)を活用することで、サイト表示の高速化とCPU負荷の軽減を実現したという。また、Windows 7のユーザーインターフェースに最適化されており、サイトのピン留め(1回のクリックでアクセスできるようにお気に入りのサイトをWindowsのタスクバーに直接固定できる機能)、ジャンプリスト、タブの分離および結合などを可能にしている。さらに、ハードウェアの有効活用により消費電力の効率が改善され、バッテリー持続時間は他社ブラウザーと比較しても最長となったという。

また、ユーザーインターフェースを一新。印刷や拡大などコマンドのほとんどの機能はツールボタンに集約され、アドレスバーと検索窓を統合し、コンテンツ表示領域が拡大した。また、HTML5やCSS3などのWeb業界標準対応の強化により、コンテンツの表現力および相互運用性の向上が図られた。さらに互換表示機能などにより、過去のIEとの互換性も保持しているという。
そのほか、フィッシング詐欺サイトの表示やマルウェアのダウンロードをブロックする機能や、ユーザーの行動追跡を防止する機能を備えるなど、セキュリティやプライバシー保護を強化している。
対応OSはWindows VistaとWindows 7。Windows XPには対応していない。専用サイトよりダウンロードできる。
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