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小型軽量のボディで携帯しやすく、長時間バッテリーで駆動できるモバイルノートPCがあれば、場所やワークスタイルを問わず、いつでもどこでもビジネスができる。外出業務、出張業務が多い職種には欠かせないジャンルのパソコンだろう。各メーカーからはビジネス向けに特化したモバイルノートPCがリリースされているが、導入の際にはどのようなことに注目して選ぶべきだろうか。ここでは単なる性能や価格だけでなく、さまざまな角度から比較検証していく。
(製品比較の機種選定・比較は、ソフトバンク ビジネス+IT編集部が実施しています)
ビジネス向けのモバイルノートPCに必要な要素とは?
ビジネスシーンにおけるモバイルノートPCのメリットは言うまでもないだろう。常に携帯しても苦にならない小型軽量のボディと長時間のバッテリー駆動ができるモバイルノートPCとインターネット回線があれば、あらゆる場所がオフィスになる。優れたモバイルノートPCは、ビジネスの現場で大きな戦力となる。
しかし、ビジネスで本格的に使うとなると、小型軽量でバッテリーが長く持てばそれでいいかと言えば、それだけでは不十分だ。ビジネスにおいては、パソコン内に保存されるデータの重要性がコンシューマ用途とは比べものにならない。データを破損から守る堅牢性やソフトウェア的に守るセキュリティツールなどは欠かせない重要な要素だ。また、液晶やキーボードの品質を含めた使い勝手はやはり作業効率に影響するだけに軽視できないし、そのほかにもまだまだ気にするべき要素は多い。
そこで今回は、有名メーカー5社の主力モバイルノートPCをそれぞれ取り上げる。各社のモデルは、Latitude E4200スタンダードパッケージ(デル)、dynabook RX3 TN266E/3HD(東芝)、HP EliteBook 2540p Notebook PC(日本HP)、Let's Note CF-S9L(パナソニック)、Lenovo ThinkPad X201s(レノボ・ジャパン、以下、レノボ)だ。比較項目については、携帯性(基本サイズ、質量)、バッテリー駆動時間、堅牢性、液晶ディスプレイ、キーボード、インターフェイス(数と位置)、セキュリティ機能、梱包材と、8項目について比較検証を行っていく。
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