- 2010/11/12 掲載
大塚製薬の持株会社、大塚ホールディングスが12月に上場 今年2番目の大型上場
上場は12月15日で、上場時の発行株数は5億5000万株。1株単価は2000円を超える見込みで、その場合、時価総額は1兆円を超えることになり、4月に上場した第一生命保険に次ぐ規模となる。
医薬品業界では、最大手の武田薬品工業の売上高が1兆4,659億円、第2位のアステラスが9,748億円、第3位の第一三共が9,521億円で続く。今回上場する大塚ホールディングスの2010年3月期決算は、売上高では1兆円を超えており、大型上場として期待される。
医薬品業界は大型薬品の特許が数多く切れる「2010年問題」を抱え、ジェネリック市場も拡大している。世界最大手ファイザーの日本攻勢など、国内外で競争が激化しており、大塚ホールディングスは上場で調達した資金をもとに急成長を遂げるアジア向け市場の拡大や激化する新薬開発へ投じるものとみられる。
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