- 2010/06/23 掲載
ローソンがNEC製の「セルフレジ」を導入、今年度中に51店舗へ
セルフレジは、利用客自身が商品のバーコードを機械で読み取り、精算を行う仕組みで、大手スーパーをはじめ、導入が進んでいる。店舗では、セルフレジのみで販売するのではなく、有人レジも併設され選択できる。これまでもローソンでは一部の店舗でセルフレジの導入実験をしており、朝や昼の混雑緩和に効果があったという。
今回導入が決まったセルフレジでは、現金の利用はできず、カードのみの決済となる。各種クレジットカード、各種電子マネー、Pontaポイントなどでの支払いが可能。Pontaでは、購入ポイントや来店ポイント、ボーナスポイントなどが付与される。
なお、実験店舗の検証では、全取引のうち30%以上の利用客が、クレジット、ポイント、電子マネーで決済したという。有人レジの混雑時にカード利用の利用客がセルフレジを利用することで、レジ決済が短時間で済み、有人レジの混雑も、セルフレジ導入以前と比較して20%程度緩和されることがわかったという。
セルフレジはNEC社製で、15インチモニターが付いており、商品読み取り部にバーコードをあてる方式を採用している。
今後は、1日あたりの売上、ピーク時の来店客数、決済時のカード使用率、店舗の広さなどを加味して、導入店舗を決定していく。
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