- 2010/04/26 掲載
大平洋金属と富士通、共同開発の新会計システムを本稼動へ
同社ではこれまで、各部門の会計データの収集から集計までを経理部門の担当者が行っていた。属人的なこの方法では、総経費集計表等の作成で作業負荷が増大し、また決算の早期化、内部統制対応も課題となっていた。これらの課題を解決し、将来的な業務運用や会計科目の変更への柔軟な対応を可能にするためシステムの再構築に取り組んだ。
新システムでは、「Interstage Information Integrator」のデザインシート機能やプラグイン機能を活用、製造部門、補助部門、人事部門等、各部門の会計データを収集し集計を行う一連の属人的な作業およびノウハウを定義し、固有の機能としてシステムに取り組んだ。これにより、これまで1日要していた総経費集計表の作成が約1.5時間に短縮したり、月次決算処理に要していた時間が3日間短縮できたり、業務の効率化を実現している。業務運用や会計科目に変更が生じた場合でも、エクセルベースのデザインシートを修正するだけの簡単な操作で対応できるため、専門のSEによるメンテナンスが不要になり、運用コストを抑えることができるという。
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