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- 2024/05/10 掲載
部下が伸びる上司は何をしている?「とりあえず褒める」前に実践すべき5つのこと
そもそも成長とは「できなかったことができる」
まず、成長の定義をはっきりさせておきましょう。成長とは、できなかったことができるようになることです。たとえば、次のようなものはいずれも成長と呼んで差し支えないです。
「今週のリード獲得件数が先週より20%伸びた」
「入社1年目の頃と比べると、1日で取り組めるタスクの数が倍になった」
このように、部下を成長へと導く責任が上司にはあります。ポイントは大きく分けて5つ。いずれも、部下の育成に長けた上司が共通して備えているものです。以下、1つずつ紹介していきます。
「目標設定」は上司の腕の見せ所
まずは、明確な目標の提示です。ストレスを感じつつも、高い目標にたどり着こうとする努力によって部下は成長していきます。ただし、「会社の業績アップに貢献する」や「顧客満足度を高める」では達成可否が分からないため、目標は「いつまでに何をすべきか」を数字で表すようにしてください。下記にいくつか例を出します。
「月末までに個人売り上げ300万円を達成する」
「半年以内にエンジニア経験者10名を採用する」
このとき、明らかに高過ぎる目標だと始める前から部下のやる気をそいでしまいます。ベテランと新入社員が同じ目標であってもいけません。あくまで、「頑張れば達成できる目標」に調整します。ここは、上司の腕の見せ所です。 【次ページ】目標が未達成の部下にかける言葉は“たったひと言”
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