Copilot for Microsoft 365は、多くのユーザーが利用するWordやExcel、PowerPoint、Teams、OutlookなどのOffice製品に組み込まれて提供されるのが大きな特徴です。そのため私たちは、普段利用しているツールから離れることなく、Copilot for Microsoft 365のAIとともに協働することができます。では、私たちはどういった作業でCopilot for Microsoft 365を活用し、効率化を図っていけるのでしょうか。マイクロソフトが公開しているさまざま動画や公開資料などの情報を基に、Copilot for Microsoft 365の活用例を紹介していきます。
2023年11月1日初出、2024年2月7日に更新。製品名称がMicrosoft 365 CopilotからCopilot for Microsoft 365に名称変更されたため、製品名や記事内容を一部更新しました。紹介する各機能は執筆時点のものであり、アップデートされている場合があるのでご注意ください。
Copilot for Microsoft 365最大の強みとは
ChatGPTなどのチャット形式で利用する生成AIとCopilot for Microsoft 365の大きな違いは、Office製品に完全に組み込まれていることです。
それによりCopilot for Microsoft 365は、ユーザーの指示にチャットで答えるだけではなく、アプリ内での作業を代わりに行うこともできます。
ユーザーがCopilot for Microsoft 365に話かけるときは、何かしらの作業をしようとしているときなので、単にチャットのテキストで回答をしてくれるだけでなく、そのままCopilot for Microsoft 365が作業まで行ってくれることは非常に強力です。
ユーザーがよく利用するツールに組み込まれていることが、Copilot for Microsoft 365の価値を高めています。