記事 ITコスト削減 「すべてクラウド」は無理、オンプレのまま“構築や運用から解放”されるには? 「すべてクラウド」は無理、オンプレのまま“構築や運用から解放”されるには? 2021/10/29 激変するビジネス環境の中で、将来を見据えたシステムの構築は難しい。自社のセキュリティポリシーやガバナンス制約上、パブリッククラウドを利用できないシステムは、必然的にオンプレミスにITインフラを構築することになる。しかし、将来必要となるデータ量を的確に予測した上で適切なスペックのストレージを導入するのは困難だ。そこで今注目するべきなのが、オンプレミスとして物理的な機器を導入しつつ、クラウドライクな運用や投資ができるサービスである。これにより貴重なIT人材や予算をデジタルトランスフォーメーション(DX)に振り向けられる。
記事 ロボティクス 経産省が狙う「ロボットフレンドリー」な社会、仕様緩和で惣菜の盛付自動化は可能か 経産省が狙う「ロボットフレンドリー」な社会、仕様緩和で惣菜の盛付自動化は可能か 2021/10/29 経済産業省が「ロボットフレンドリー」という概念を推進している。ロボットと親和性の高い環境の整備を進めたり、要求されている作業レベルを引き下げることで、ロボット導入を推進しようという考え方だ。取り組みも徐々に進んでおり、現場へのロボット技術導入が進められようとしている。ただ、実証実験を超えてうまく進むかどうかについては懸念もある。
記事 その他 なぜ金融機関のDXは困難なのか? 組織内外存在する「落とし穴」とは なぜ金融機関のDXは困難なのか? 組織内外存在する「落とし穴」とは 2021/10/28 デジタルトランスフォーメーション(DX)は、金融機関の競争環境を激変させる契機ともなりつつある。しかしDX推進の現場では、多くの障壁が待ち構えている。今回は、金融DXにつながる内部構造改革の考え方や、組織内外に存在する「落とし穴」について解説する。
記事 Web戦略・EC 国内IT投資動向調査、要注目は「顧客エンゲージメント」ツール、4つの先進事例とは 国内IT投資動向調査、要注目は「顧客エンゲージメント」ツール、4つの先進事例とは 2021/10/28 企業の顧客接点における非対面・非接触形式の採用はもはや当たり前となり、今後も維持されると見られる。また、制限された環境下では新たな動きが起きている。オンラインを巧みに活用し、リアルと組み合わせた新しい体験の構築だ。ITRが毎年公表する「国内IT投資動向調査2022」の速報値を踏まえ、同社の2人のシニア・アナリストがデジタルを効果的に活用した顧客体験構築のトレンドを解説した。
記事 IT戦略・IT投資・DX 【企業規模別】HCIの選定ポイントを徹底解説、「オンプレありき」で考えてはダメなワケ 【企業規模別】HCIの選定ポイントを徹底解説、「オンプレありき」で考えてはダメなワケ 2021/10/26 企業が抱えるインフラ課題に対する有力な解決策の1つとして、近年ますます注目が高まるハイパーコンバージドインフラ(HCI)。検討や導入にあたっては、企業規模別に課題を整理した上で、HCIの利点と照らし合わせることが重要だ。IT市場専門調査会社であるノークリサーチのシニアアナリスト 岩上 由高氏が、「自社に最適なHCIの選び方」を、企業規模別の調査結果を基に解説する。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 ガートナーに聞く「DXが進まない根因」、なぜデジタル人材を育成できないのか? ガートナーに聞く「DXが進まない根因」、なぜデジタル人材を育成できないのか? 2021/10/25 「日本企業の9割以上がDX(デジタル変革)に着手できていない」、経済産業省が2020年12月に公表した「DXレポート2(中間取りまとめ)」の調査結果だ。同省が2018年9月に発表したDXレポートでは「2025年以降に年最大12兆円の経済損失になる」と説いているが、日本企業のDXは一向に進んでいないという。その理由は何か。ガートナージャパンのディスティングイッシュトバイスプレジデントでガートナーフェローを務め、CIOリサーチに所属し、人材育成や組織作り、組織文化の変革、CIOなどのリーダーシップの支援などを担当する足立 祐子氏に、ITジャーナリストの田中 克己氏がDX推進のヒントを聞いた。
記事 営業戦略 一橋大 名和教授が語る「勝ち続けるための条件」、企業が実践すべき新SDGs+Pとは? 一橋大 名和教授が語る「勝ち続けるための条件」、企業が実践すべき新SDGs+Pとは? 2021/10/25 2015年、国連サミットで持続可能な世界を実現するための国際社会共通の目標「SDGs(Sustainable Development Goals)」が採択されて以降、各国企業のSDGsの取り組みは加速した。しかし、「SDGsの目標に沿った経営をするだけでは勝ち続けることは難しい」と指摘するのは、一橋ビジネススクール 国際企業戦略専攻 客員教授で、ファーストリテイリングや味の素などの社外取締役も務める名和高司氏だ。同氏に、勝ち続けることができる企業になるためのポイントを解説してもらった。
記事 CRM・SFA・CTI・ヘルプデスク DX時代の仮想化基盤に必要な条件は「高信頼」「簡単な操作」、ベストプラクティスは? DX時代の仮想化基盤に必要な条件は「高信頼」「簡単な操作」、ベストプラクティスは? 2021/10/22 デジタルトランスフォーメーション(DX)の目的は、デジタル技術を活用して、新たなビジネスモデル創造を行い、競争優位性を確立していくことだ。そのためのITインフラには、高い信頼性とともに導入の容易さが求められる。企業システムで利用するサーバも、タワー型からラック型、そして仮想化を経て、現在ではオンプレミスだけでなくクラウドも併用するようになっている。そんなハイブリッド時代のシステム最適配置とITインフラ導入・運用について考えてみよう。
記事 セキュリティ総論 狙い撃ちされるIoTデバイス…知っておくべき「効果的なセキュリティ対策」を解説 狙い撃ちされるIoTデバイス…知っておくべき「効果的なセキュリティ対策」を解説 2021/10/22 デジタル技術の進化に伴い、身の回りのあらゆる機器がインターネットに接続されるようになった。さまざまな機能を備えた製品同士がつながることで人々の業務や暮らしの利便性が高まる一方、これらのIoTデバイスはまだまだサイバーセキュリティ対策が遅れがちであり、デバイスを狙ったサイバー攻撃や安全管理の不備に起因する事故も多発している。IoTデバイスにはどのようなリスクが潜んでいるのか。また事業者がIoTサービスを安全に提供できるようにするにはどうすればよいのか。必要なセキュリティ対策について、効果的な打ち手を紹介する。
記事 業務効率化 ほとんど頓挫する「業務プロセスの改善」……失敗する原因はどこにあるのか? ほとんど頓挫する「業務プロセスの改善」……失敗する原因はどこにあるのか? 2021/10/22 多くの企業がつまずく業務プロセスの改善。取り組んではみたものの現状の業務の可視化にてこずったり、実施後あまり効果を感じられなかったりと、散々な結果に終わった企業は少なくないはずだ。ここでは、業務プロセスの改善に失敗する企業の共通点と、改善策を解説する。
記事 農業・漁業・林業・畜産業 【初公開】DXで実現、国内最大級のミニトマト菜園はどこが「持続可能」なのか 【初公開】DXで実現、国内最大級のミニトマト菜園はどこが「持続可能」なのか 2021/10/21 ふるさと納税サービス「さとふる」や公営競技総合サービス「オッズパーク」など、行政ソリューションに特化した事業に取り組むSBプレイヤーズは、2019年、「たねまき」という農業課題に取り組む企業を立ち上げた。「たねまき」が出資し設立された「たねまき常総」は、常総市アグリサイエンスバレー構想の一環で、国内最大規模のミニトマト生産拠点を建設中だ。メディア初公開となる、ハウス内の設備を写真とともにお伝えする。
記事 業務効率化 電子契約を実現するには? 取引先を巻き込む「脱ハンコ」に必要な3つの革新 電子契約を実現するには? 取引先を巻き込む「脱ハンコ」に必要な3つの革新 2021/10/21 2020年、コロナ禍によって日本の“脱ハンコ”の流れは一気に加速した。とはいえ、100年以上続く商習慣は組織や人のマインドに深く根付いており、社内決裁プロセスにとどまっている企業も多い。本当の意味で電子契約が浸透・定着するには、考える以上に多くの壁を乗り越える必要がある。しかし、とりわけ書類・押印の多いリーガル領域で、これを成し遂げようとする事例がある。どんな工夫があるのか。
記事 その他 Google Cloudが語る金融機関のデータ活用戦略、目指すべき「3つの方向性」とは? Google Cloudが語る金融機関のデータ活用戦略、目指すべき「3つの方向性」とは? 2021/10/20 ここ数年、他業種やスタートアップの金融業界への参入が加速している。競争激化する中、金融機関が取り組みはじめているのが「データ分析」と「機械学習」だ。データ分析と機械学習のポイントと金融機関の事例について、グーグル・クラウド・ジャパン パートナーエンジニアリング本部 技術部長の西岡典生氏に解説してもらった。
記事 農業・漁業・林業・畜産業 さとふる社長が農業現場で見つけた「根深すぎる課題」、DXで目指す持続可能な農業とは さとふる社長が農業現場で見つけた「根深すぎる課題」、DXで目指す持続可能な農業とは 2021/10/19 イチゴ農家は収穫期に入ると徹夜を余儀なくされる──それが今までの農業の常識だった。ふるさと納税サービス「さとふる」を運営する、さとふる 代表取締役社長の藤井 宏明氏は、地方の特産物生産の実態に触れ、その極端な労働実態に驚愕したという。そこで、持続可能な農業を目指して立ち上げたのが「たねまき」だ。農業DXに取り組む藤井氏と、実際の営農現場で指揮を執るたねまき常総 代表取締役社長 前田 亮斗氏に話を聞いた。
記事 製造業界 製造業DXは「工場のスマート化」で終わりじゃない、今押さえるべき「PLM」のあり方 製造業DXは「工場のスマート化」で終わりじゃない、今押さえるべき「PLM」のあり方 2021/10/19 第4次産業革命がもたらすデジタルトランスフォーメーション(DX)のうねりの中で、製造業は「共通のニーズに対応できるモノを大量に作り、販売する」という、モノの機能価値に重点を置いたビジネスモデルから、「多様なニーズに対応したモノを提供し使い続けてもらう」という、モノの利用価値に重点を置いたビジネスモデルへの変革を迫られています。こういった時代には、製品ライフサイクル管理(PLM:Product Lifecycle Management)の考え方も変わってきます。今回は、マスカスタマイゼーション時代におけるPLMのあり方について考察します。
記事 人材管理・育成・HRM DeNA、DMMが語る「エンジニア採用のリアル」、選考で絶対に外さない3つのポイントとは DeNA、DMMが語る「エンジニア採用のリアル」、選考で絶対に外さない3つのポイントとは 2021/10/15 DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進に取り組む企業が増える一方で、かねてより担い手としてのIT人材不足が指摘され、企業にとってエンジニア採用は大きな課題だ。幅広い事業を抱え、技術人材の採用を積極的に進めているDeNAとDMMの2社が「エンジニア採用のリアル」を語った。登壇者はDeNA 常務執行役員 CTO 小林 篤氏、DMM.com 執行役員 兼 VPoE 大久保 寛氏、そしてモデレーターのアクサス 二ノ宮 銀氏(モデレーター)の3名だ。
記事 業務効率化 業務効率化を阻む強敵…「属人性」と「個別最適」をバックオフィスから無くすには 業務効率化を阻む強敵…「属人性」と「個別最適」をバックオフィスから無くすには 2021/10/14 今回のコロナ禍では、経理、総務、人事などのバックオフィス業務の担当者から「テレワークできない」という声が多数上がった。結果、脱ハンコやペーパーレスの動きにつながったが、実はより根本的な問題は残ったままだ。それがバックオフィス業務そのものの改革である。バックオフィス業務全体を効率化し、データ活用、さらにDX(デジタルトランスフォーメーション)にまでつなげていくためには何が必要なのだろうか。
記事 セキュリティ総論 DXの要「クラウド移行」の勘所とは? なぜリアルタイムのセキュリティ対策が求められるのか DXの要「クラウド移行」の勘所とは? なぜリアルタイムのセキュリティ対策が求められるのか 2021/10/13 コロナ禍によるワークスタイルやビジネスニーズの変化が、DXとともにその基盤であるクラウドへの移行を大きく後押ししている。クラウド化のアプローチとして一般的な「リフト&シフト」を進める企業も多いが、そこには注意すべきポイントがある。安易なクラウド化によって、システム負荷の上昇とセキュリティ対策の不足など新たな課題を生まないようにするために、Webフィルタリングとリアルタイムにフォーカスしながら解析負荷のかからない安全なクラウド構築方法を解説する。
記事 セキュリティ総論 「シャドーITを可視化せよ」、命取りになりかねない“私的SaaS利用”を止めるには 「シャドーITを可視化せよ」、命取りになりかねない“私的SaaS利用”を止めるには 2021/10/08 働き方改革やデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進、コロナ禍によって働き方が多様化し、リモートワークの割合が増加している。働き方の多様化と併せて、国内企業でのクラウドサービスの導入も進んでいる。オンプレミスからクラウドへというシステムの移行の流れも顕著になってきた。また、さまざまなクラウドサービスも登場している。クラウドサービスは効率的で利便性が高く、導入コストが低いというメリットがある一方、セキュリティ面ではまだ課題があるのが現状だ。この記事では、セキュリティの課題とその解消の方法として期待されるクラウドセキュリティソリューションについて解説していこう。
記事 リーダーシップ 新生パイオニアの最高顧客責任者が語るDX、変革が進む「人材の確保・抜擢」手法とは 新生パイオニアの最高顧客責任者が語るDX、変革が進む「人材の確保・抜擢」手法とは 2021/10/08 多くの企業が、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進を阻む要因の1つに挙げる「DX人材の確保・抜擢」の問題。スタートアップやベンチャー企業に人材が集まると言われる中、老舗企業ではどのようにDX人材を確保しているのだろうか。2019年から構造改革を進めているパイオニアで、ビジネスモデルの変化を踏まえたIT/DX人材活用を進めている石戸 亮氏が、同社での取り組み内容を語った。
記事 その他 なぜりそなのDXはユーザーに歓迎されるのか、顧客中心で見据える「次世代店舗」とは なぜりそなのDXはユーザーに歓迎されるのか、顧客中心で見据える「次世代店舗」とは 2021/10/07 経済産業省が、東京証券取引所の上場企業から、優れたデジタル活用の実績が表れている企業を選定する「DX銘柄」に2年連続で選出されるなど、銀行業界でDXを先行しているりそなホールディングス。南昌宏社長はデジタルトランスフォーメーション(DX)をどのようにとらえ、進めているのか。戦略に加え、具体的な取り組み事例や人材育成の考え方、りそなHDが見据える「次世代店舗」も紹介する。
記事 営業戦略 「製造業あるある」あの“すれ違い”がサプライチェーンを弱くする。強化のカギは? 「製造業あるある」あの“すれ違い”がサプライチェーンを弱くする。強化のカギは? 2021/10/06 新型コロナウイルスの出現により、企業のサプライチェーンが分断され、製造業は混乱に陥った。パンデミックを経験した今、メーカーは非常事態でも操業できる強靭な体制づくりの必要性を痛感しているだろう。予測不可能な時代に最適なサプライチェーンマネジメントとは、どのようなものであろうか?
記事 環境対応・省エネ・GX 「欧州グリーンディール」とは?1兆ユーロの投資を見込むカーボンニュートラル戦略 「欧州グリーンディール」とは?1兆ユーロの投資を見込むカーボンニュートラル戦略 2021/10/05 地球規模で環境問題が深刻化する中、2019年12月に欧州委員会は、気候変動対策と経済成長の両立を目指した包括的な欧州連合(EU)の新経済成長戦略である「欧州グリーンディール」(A European Green Deal)を打ち出しました。今や、カーボンニュートラルは各国が国レベルで取り組みを始めており、企業はその動きを把握し乗り遅れないようにすることが大事になってきています。こういった動きを踏まえつつ、今回はこの欧州グリーンディールを取り上げます。
記事 営業戦略 日本ロレアルが語る、店頭でもオンラインでも顧客と向き合うためのDX&意識改革 日本ロレアルが語る、店頭でもオンラインでも顧客と向き合うためのDX&意識改革 2021/10/04 外出が制限されるコロナ禍で打撃を受けた化粧品業界。その中で新たな施策を次々と打ち、業績低迷を防いだのが日本ロレアルだ。同社はパンデミック以前からCX(顧客体験)に力を入れ、それに紐づくような形でDX(デジタル変革)も加速させてきた。ロレアル リュクス事業本部のキーパーソンに、CRMの活用やライブコマース施策など、直近1年でどのような工夫を行ってきたのか話を聞いた。
記事 その他 りそなHD南 昌宏社長に聞く「次世代銀行」、GAFAやデジタルバンクの動きにも揺るがないワケ りそなHD南 昌宏社長に聞く「次世代銀行」、GAFAやデジタルバンクの動きにも揺るがないワケ 2021/10/01 りそなホールディングスは、経済産業省と東京証券取引所が選ぶ「DX銘柄」に2020年と2021年の2年連続で、銀行業としては唯一選出され、経済産業省のDX認定制度でも銀行業では初めて認定を受けた。業界では一歩抜きん出たりそなホールディングスのデジタル戦略とは何か。南昌宏社長にGAFA(グーグル、アマゾン、フェイスブック、アップル)や、新興のデジタルバンクの動きにも揺るがない理由を聞いた。
記事 ダイバーシティ・インクルージョン ライオンDX部門がフリーランスと手を組んだ。外部デジタル人材をどう活躍させているか ライオンDX部門がフリーランスと手を組んだ。外部デジタル人材をどう活躍させているか 2021/09/30 2021年1月に、DX推進部を発足させたライオン。DX推進部の立ち上げ初期段階から、フリーランスのデータサイエンティスト梁木(はりき)俊冴氏がジョインしている。大手企業では特に、セキュリティや守秘義務などの面でフリーランスはまだまだ敬遠されがちだ。その中で、どのような経緯でフリーランス人材の活用に至ったのか。同社DX推進部長 黒川博史氏と梁木氏に、大企業がフリーランス人材と組むメリットなどについて、お互いの視点から話してもらった。
記事 製造業界 ミスミ常務に聞くDX、「2兆円の経済損失」を防ぐ製造業の生産性改革とは ミスミ常務に聞くDX、「2兆円の経済損失」を防ぐ製造業の生産性改革とは 2021/09/30 ミスミ常務に聞くDX、「2兆円の経済損失」を防ぐ製造業の生産性改革とは 日本の基幹産業である製造業は、依然として高い国際競争力を誇るが、一方で、労働生産性は低く、さらに労働力の減少という課題も深刻化している。労働生産性改善は急務であるが、従来までの現場の改善活動だけでは限界がある。こうした現状を打開するべく改革に立ち上がったある企業がいる。グローバル顧客基盤33万社の製造現場を支える機械部品メーカー、ミスミグループ本社だ。顧客の生産性を抜本的に変えた同社のデジタルトランスフォーメーション(DX)について、常務執行役員 ID企業体社長の吉田 光伸氏に聞いた。
記事 リーダーシップ 味の素・福士氏が語る「DX成功の絶対条件」、CDOがコミットすべき最重要課題とは? 味の素・福士氏が語る「DX成功の絶対条件」、CDOがコミットすべき最重要課題とは? 2021/09/30 DXを推進するにあたり越えなければならない、いくつかの壁が存在する。DX推進には社内・社外の抵抗勢力との衝突が避けられず、結果的に組織全体の再編が迫られるケースも少なくない。こうしたDXの難しさを乗り越える上で、「CDO(Chief Digital Officer)のリーダーシップによる組織変革が重要だ」と強調するのが、味の素 取締役 代表執行役副社長 CDOを務める福士博司氏だ。福士氏はこれまで化学・バイオ関連のアミノサイエンス事業を中心に、数々の組織変革・事業開発プロジェクトを成功に導いてきた経歴を持つ。今回、福士氏に組織論の観点から、DXのキーポイントを聞いた。
記事 その他 結局、保険DXとは何か? AXA、大同生命に学ぶ「新発想」のAI活用・商品設計 結局、保険DXとは何か? AXA、大同生命に学ぶ「新発想」のAI活用・商品設計 2021/09/30 ここ数年で保険会社を取り巻く環境は大きく変化してきている。IT技術の進化、国内外の企業による異業種からの保険業界への参入の増加、規制緩和などによって競争が激化しつつあるのだ。保険会社が生き残っていく上で大きな鍵を握っているのが、DXの推進である。今後、保険会社が実現すべき戦略的DXとはどのようなものか。アクセンチュアビジネスコンサルティング本部のシニア・マネジャーである三橋和利氏と久松達典氏に話を聞いた。
記事 流通・小売業界 割引率もAIで算出! イオンリテールはどうやって「スマートストア化」を進めている? 割引率もAIで算出! イオンリテールはどうやって「スマートストア化」を進めている? 2021/09/29 新型コロナウイルスの流行は各業界に大きな変革をもたらした。小売業も影響を受けた業界の1つだ。新たな価値観や常識が生まれた社会では、たとえパンデミックが収まったとしても、旧来のビジネスのやり方は通用しなくなるだろう。そうした中、イオンリテールは新しい時代に向けた売り場づくりに取り組んでいる。同社執行役員 システム企画本部長 山本 実氏に、ビッグデータやAI、スマホなどを使った、スマートストアへの取り組み状況を詳しく聞いた。