フリージャーナリスト 小山 健治
1961年生まれ。システムエンジニア、編集プロダクションでのディレクターを経て、1994年よりフリーランスのジャーナリスト、コピーライター。企業情報システム、BI、ビッグデータ、IT関連マーケティング、ストレージなどの分野を中心に活動中。著書に、「図解 情報・コンピュータ業界」(東洋経済新報社)、「One to One:インターネット時代の超マーケティング」(IDL)、「CRMからCREへ」(日本能率協会マジメントセンター)などがある。
VR(Virtual Reality、仮想現実)やAR(Augmented Reality、拡張現実)、そしてAIは注目を集めており、2025年までにVRハードウェアで311億ドル、ソフトウェアで277億ドルの市場になると見込まれている。そこで、HTC VR New Technology バイスプレジデントのレイモンド・パオ 氏が、VRテクノロジーの発展を促すベンチャーキャピタルの動きを解説し、新日鉄住金ソリューションズ 技術本部 システム研究開発センター イノベーティブアプリケーション研究部 統括研究員の笹尾 和宏 氏が、ウェアラブルデバイスとAR、AIを組み合わせることで可能になる技術を解説する。
クルマの存在意義が大きく変わり始めている。自ら購入・所有するという形から、サービスとして利用する「MaaS(Mobility as a Service)」への変革だ。この動きを創り上げたのが「Uber(ウーバー)」や「Zipcar(ジップカー)」だが、BMWやダイムラーといった欧州の大手自動車メーカーもそれを上回る勢いで追随している。中でもダイムラー子会社のmoovel社を通じて手がけるサービス「car2go」の利用者は、100万人にまで急成長を遂げた(Uberは2014年12月末で200万人といわれる)。次世代モビリティのビジネスモデル、そして自動車メーカー各社の取り組み、カーシェア市場の最新動向などを、フロスト&サリバン 自動車・交通運輸部門のモビリティチームを指揮するマーティン・ブリッグス氏が解説する。