合同会社ノマド&ブランディング チーフコンサルタント 大杉 潤
1958年 東京生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。日本興業銀行(現みずほ銀行)に22年間勤務した後、東京都が設立した新銀行東京の創業メンバーに。その後、人材関連会社およびメーカーの人事責任者を経て、2015年より独立し、コンサルタント、研修講師、ビジネス書作家として活動。HRインスティテュート・アライアンスパートナー、リ・カレント プロフェッショナルパートナー、カインドウェア顧問。主な著書に『銀行員転職マニュアル 大失業時代に生き残る銀行員の「3つの武器」を磨け』(きずな出版・2019年)『定年後不安 人生100年時代の生き方』(角川新書・2018年)『入社3年目までの仕事の悩みに、ビジネス書10000冊から答えを見つけました』(キノブックス・2017年)がある。
WEBサイト:http://www.jun-ohsugi.com
今回の相談者は、証券会社に勤務している入社13年目になる30代半ばの中堅社員の板橋さん(仮名)です。これまでさまざまな会社の浮き沈みを見てきた経験から、「今や絶対に安泰な会社など存在しない」と感じています。そこへ今年はコロナショックで売上が大きく落ち込み、業績が悪化する企業が多く、自らの将来やキャリアにも大きな不安を感じるようになっています。こうした厳しい環境下で、「キャリアを作っていくための原理原則」とは何か、幸せな人生を送るにはどうすべきかという根本的な悩みに対して、3回の転職と50代での独立起業というキャリアを切り拓いてきた大杉潤さんが、自らの経験や激動の時代のキャリア開発に役立つ「珠玉のビジネス書」を紹介しながらアドバイスします。