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- 2020/10/07 掲載
会議やプレゼンでの「胃痛すぎる」プレッシャー、どう乗り切ればよいのか?
大事なプレゼン・会議前ほど、ものすごく真剣に開き直ってみる
今日のプレゼン次第で大きな契約を取れるかどうかが決まる、重役が出席する会議で経過報告をしなくてはならない……。たとえばこのような大事なプレゼンや会議を前に、とても憂鬱になることはありませんか。このようなとき、「私はワクワクしている!」とアファメーションして乗り切るという方法があります。ハーバード大学ビジネススクールのアリソン・バーンズ教授は被験者を二つのグループに分けて、それぞれをプレゼンテーションやカラオケなど緊張を感じる状況に置きました。
そして一つのグループには、「私は冷静だ」とアファメーションして緊張をほぐしてくださいと依頼、もう一つのグループには「私はワクワクしている」とアファメーションするように指示を出しました。その結果、二つめのグループの方が圧倒的にいいパフォーマンスをしたのです。
この研究から、人は緊張をほぐそうとすればするほどうまくいかないこと、うまくいくようにするには不安や緊張を正面から受け取らずに「実はワクワクするものだ」と見方を変えることが効果的、ということがわかったのです。
たとえばプレゼンで緊張するというのは、その大本に「このプレゼンが成功したら前からやりたかった企画が実現するかも!」というワクワク感がある場合があります。でも成功するかわからないために不安になったり緊張したりするのです。
つまり不安や緊張は見方を変えれば「ワクワク」でもある。このように見方を変えることで緊張や不安が消えていくのです。
ゴール設定を変更する
また、私にもときどきあるのですが、自分への期待が高すぎることで不安や緊張が起きる場合もあります。プレゼンでは何とかうまくやらないと、会議での報告は重役にも認めてもらえるように上手にやらなければ、といった気持ちがあるのです。うまくやらなければ、カッコよく決めて結果を出さなければ……。要は、自分で心理的なハードルを上げてしまっている。でもそれをできる自信がないときにモチベーションは下がります。
【次ページ】ハードルを下げればやる気も湧く
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