• 2016/03/16 掲載

SBMHとギルドワークス、アイデアの事業化を支援する「第2回 MVP Award」を開催

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SBメディアホールディングス(以下、SBMH)とギルドワークスは14日、アイデアの事業化を支援するアワード「第2回 MVP Award」を開催すると発表した。
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第2回MVP Awardのアイデア募集が開始

 「MVP Award」とは、サービスの仮説とその検証のためのMVPを広く募り、その可能性に応じて表彰を行なうアワード。アワード名に冠している「MVP」とは、実用可能な最小限の範囲でのプロダクト「Minimum Viable Product(MVP)」を指す。

 MVP Awardでは、完璧なプロダクトの開発を求めるのが目的ではなく、「対象とする課題やニーズに対して検証ができそうな手段の準備および検証の実施がどこまでできており、結果今後の可能性を感じるられるか」が審査のポイントとなる。

 第2回MVP Awardのテーマは「社会の課題を解決する技術」。すでにアイデア応募はスタートしており、応募期間は5月31日まで。第2回MVP Awardでは最優秀賞、優秀賞、テーマ賞を選出し、最高賞金は100万円となっている。

 表彰者には、賞金に加えてギルドワークスおよびSBMHをメンターとして事業・サービスの立ち上げに向けた具体的支援を行うことも検討されるという。

第1回MVP Awardの受賞アイデアは、すでに提案者が事業化

 昨年開催された第1回MVP Awardでは、合計30件以上の応募があり、大賞はハンドメイド作品(手芸やアクセサリー作り)のアイデアを共有するプラットフォーム「Craful」、テーマ賞は情報共有ウェブサービス「esa」が受賞した。なお大賞をとったCrafulは、提案者の大野 拓海氏が優勝賞金100万円をプロダクトに還元し、すでに事業化を実現させている。

 Crafulが大賞を受賞した理由をMVP Awardを主催するギルドワークス 市谷 聡啓氏に聞いたところ、「最初にFacebookページを使い、ハンドメイドの情報ページを提供すれば、どんな反応があるのかを事前検証しており、想定する主婦層に対して反応の仮説ができていたため」だという。

 ビジネス+ITでは、第2回MVP Awardのアイデア募集開始に先立って市谷氏にインタビューを実施した。開催目的や審査基準、アイデアを事業化する際に重要となる仮説・検証の方法などについて話を伺ったインタビュー記事を後日公開する予定。

 募集ページはこちら

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