- 2025/04/24 掲載
ノルウェー政府系ファンド、第1四半期は400億ドルの損失
ファンドを運営するノルウェー中央銀行投資管理部門(NBIM)のニコライ・タンゲン最高経営責任者(CEO)は声明で、「第1・四半期は大きな市場変動の影響を受けた」と指摘した。
ノルウェーの石油・ガス収入を原資とする同ファンドは、世界最大級の投資家で、世界の全上場株式の平均1.5%を保有している。債券、不動産、再生可能エネルギー資産にも投資している。
ファンドのデータによると、2024年末時点で資産の半分以上が米国に投資されており、株式、国債、不動産などに分散投資されていた。
第1・四半期の収益率はマイナス0.6%だったが、ベンチマーク指数を0.16%ポイント上回った。
株式投資のリターンはマイナス1.6%、債券投資はプラス1.6%だった。
第1・四半期末時点の資産構成は株式が70.0%と、24年末の71.4%から低下した。一方、債券は27.7%で同26.6%から上昇した。
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