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- 2015/02/27 掲載
一番使えるのは? モバイル対応のクロスプラットフォーム開発環境を徹底比較(前編)
Delphi、Xamarin、Monaca、caede
セッションには各ツールの関係者が登壇、それぞれのツールをプッシュするように熱弁をふるいました。
ここでは各ツールの特長を紹介すべく、セッションの内容をダイジェストで紹介します。
Delphi:ビジュアル開発でネイティブアプリを生成
株式会社シリアルゲームズ 細川淳氏(注:細川氏はDelphi MVPとしての登壇で、登壇者のうち唯一代理店やベンダではない)。DelphiはWindows、MacOS X、iOS、Androidの4つのOSに対応しています。LinuxとWindows Phoneもロードマップに入っているそうで、ただLinuxはGUIの構築ではなくTomcatの代わりになるようなものらしいのですが、まだ詳しい情報は入っていません。
DelphiのIDEはWindowsに対応していますが、MacOS Xで動かないのが少し残念です。OSネイティブのAPIをサポートしていて、Object PascalからiOSやAndroidのAPIを直接呼べます。基本的に使えないAPIはありません。
そしてビジュアル開発環境。ドラッグ&ドロップでコンポーネントを配置し、プロパティを変更したりイベントを生成できます。コンポーネントの変更はすべてコードにも反映されます。
アプリケーションは全てネイティブコードで展開されます。AndroidもDarvikではなく完全にARMのバイナリコードです。そのためコンパイラがWindows 32bit用、Windows 64bit用、MacOS X用、iOSシミュレータ用、iOSデバイス用、Android用と6個も搭載されています。
Delphiのいちばんの特長がUIの独自描画です。FireMonkeyのライブラリを使い、すべてOpenGLによって自前で文字もボタンも全てのUIを描画しています。これに、スタイル機構を導入することで、プラットフォームごとに即した見た目に勝手に変わります。プラットフォームごとのカスタマイズもできるので、Androidでは「戻る」ボタンを消す、といったこともできます。
言語はObject PascalとC++のどちらも使えて(RAD Studioの場合)、Object Pascalではジェネリックスやクロージャなど一般的な機能は全部使えます。
caede:Curlで開発。画面開発が強力
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