- 2014/10/29 掲載
化粧品市場規模、2年連続で拡大 全カテゴリで増加

日本の化粧品市場は、人口減少や少子高齢化により、成熟した市場だが、参入メーカーでは、シニア層や男性をターゲットにした製品開発を行うことで、需要拡大に取り組んでいるという。
2013年度の製品分野別市場規模については、スキンケア、メイクアップ、ヘアケア、フレグランス、男性用化粧品のすべてのカテゴリーで前年度実績を超える推移となった。
スキンケア市場ではオールインワンジェルや美容液などのスペシャルケア製品、メイクアップ市場ではまつ毛ケア効果を訴求した美容液配合マスカラやBBクリーム、ヘアケア市場ではオイル配合やオーガニックを訴求したブランド、フレグランス市場は経済状況が上向きとなったことが影響して、メゾンフレグランスなどの高価格帯のブランドが好調に推移した。
また、男性用化粧品市場では、機能性訴求のスキンケア製品や、地肌ケアやスカルプケアを訴求したシャンプー・リンスが好調に推移した。
調査期間は2014年6月から9月まで。調査対象は化粧品ブランドメーカー、化粧品受託メーカー、化粧品原材料メーカー・商社、流通業者など、専門研究員による直接面談、電話によるヒアリング、ならびに文献調査併用して調査を実施した。
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