• 2014/05/29 掲載

日立、BI活用で生育環境を制御する「植物工場生産支援クラウドサービス」提供開始

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日立製作所(以下、日立)は29日、植物工場内の生育環境や栽培設備の遠隔での制御を可能にする「植物工場生産支援クラウドサービス」を開発し、6月1日より提供開始することを発表した。
 今回発表された「植物工場生産支援クラウドサービス」は、植物の生育環境を制御し、生産する植物の高品質化と生産性の向上をめざす本格的な植物工場向けのサービス。

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「植物工場生産支援クラウドサービス」の概要図

 植物工場内の光や温湿度、養分、などの生育環境の制御データを、各種のセンサー機器から、日立のデータ収集・制御装置「Farm Gate Way装置」に収集し、データセンターに蓄積する。蓄積したデータはBIツールで分析、評価することで、生産管理や経営視点での意思決定に活用される。

 また、リアルタイムでモニター画面に表示するとともに、生育環境のデータを収集するセンサー機器や、栽培設備の設定値の制御を遠隔で指示することが可能だという。

 提供価格は月額1万8千円(税抜)から。管理する生育環境のデータや栽培設備の制御データの種類や数、植物工場の広さなどで変動する。

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