この調査は、2013年に同社が開催したセミナーの出席者（主に企業のリスク管理部門、コンプライアンス部門、内部監査部門の方）に対して実施したもので、223社から回答を得た。同調査は2002年から始まり、今回で12回目となる。

　本調査によれば、リスク評価を実施していると回答した企業の割合は2年ぶりに上昇。2013年は87.0％となった。実施率は2009年以降、8割以上を維持している。また、リスクマネジメント体制の整備について「現状維持である」と答えた企業が大多数（79%）ながら、今回は、「拡大した」と答えた企業が前回より6%増加（18%）した。