参加したパネラーはクラウドベンダーの代表として、Amazon Data Service Japan テクニカルエバンジェリスト 玉川憲氏、セールスフォース・ドットコム アライアンス事業部 ISVアライアンス部 シニアディレクター 御代茂樹氏、マイクロソフト エバンジェリスト 井戸文彦氏の3名。さらにユーザー企業代表として、大成ロテック 常勤監査役 木内里美氏、1stホールディングス 情報システム部 石川亮氏の2名が参加した。モデレータを務めたのは、アイティメディア 代表取締役会長 藤村厚夫氏。
まず、パネラーのクラウドビジネスにおけるポジションを明確にした。クラウドベンダー3社の位置づけは、Amazonがインフラをサービス提供するIaaS(Infrastructure as a Service)プロバイダ、セールスフォース・ドットコムがアプリケーションを提供するSaaS(Software as a Service)プロバイダ、マイクロソフトがプラットフォームやミドルウェアを提供するPaaS(Platform as a Service)プロバイダ。木内氏は大成建設のCIOをつとめるなど、ユーザー企業のCIOを代表する論客として参加し、石川氏はクラウドを利用する情報システム部門としての参加となる。