• 会員限定
  • 2009/09/04 掲載

野村総合研究所 岩垂好彦氏:インド富裕層市場開拓へ、日本企業がとるべき戦略(後編)(2/2)

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

2015年を睨み、インフラとブランドの構築を

──大変示唆に富むお話だったと思いますが、結論としてインドの富裕層市場を開拓するために日本企業に対するアドバイスをお願いいたします。

岩垂 日本企業にとって魅力的な市場が本格的にブレイクするのは2015年以降だと思います。しかし、それまでに取り組むべき課題はたくさんあります。まず、高いブランドイメージの構築です。ライフスタイルの提案には10年はかかります。特に保守的な富裕層にアピールし、ファンを獲得するには、継続的な情報発信が必要です。販売ネットワークでは、1次、2次代理店、小売店との関係を構築し、また補修部品の配送など、アフターサービスのための倉庫やネットワークの構築が必要となります。

 製品では、地域特性や購買行動なども踏まえた潜在市場規模の正確な把握と、競争力のある製品価格の設定が大切です。そして、現地経営の近代化、情報システム導入によるPSI(Purchase-Sales-Inventory)管理の徹底が求められます。既に先行している企業は着々とインフラとブランドを構築しています。2015年に向けて今から投資しても遅すぎることはないと言えます。

──ありがとうございました。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます