記事 IoT・M2M・コネクティブ 野中常務に聞く、リコーの「ビジュアルコミュニケーション」挑戦とそれを支えるDNA 野中常務に聞く、リコーの「ビジュアルコミュニケーション」挑戦とそれを支えるDNA 2016/12/12 いま世間で騒がれている「デジタルトランスフォーメーション」というキーワードは、デジタル技術を用いた顧客価値の創造に他ならない。まず自社の技術の差別軸を用いて、競争力のある商品をつくることが大前提だ。しかし単にそれだけでは成功しないことも事実だ。「特にソリューション事業では、顧客の“お困りごと”を聞き出し、商品の価値を高めていくことが重要だ」と語るのは、リコー 常務執行役員 ビジネスソリューションズ事業本部 副事業本部長の野中 秀嗣氏だ。同社は、得意な画像・プリンティング領域のみならず、最近ではビジュアルコミュニケーション領域にも進出している。新たな価値創造を目指すリコーの新展開について、経営コンサルタントの野間 彰氏が切り込んだ。
記事 セキュリティ総論 SSOの基本と導入・比較方法をIDCに聞く、IDaaSやフェデレーションに注目のワケ SSOの基本と導入・比較方法をIDCに聞く、IDaaSやフェデレーションに注目のワケ 2016/12/05 「シングルサインオン(SSO)」は、1回のログインで、複数のシステムを利用可能にする仕組みのことだ。ID、パスワードが異なる複数の業務システムを抱える企業にとっては、ユーザーの利便性の向上はもちろん、セキュリティ・ガバナンスの強化にも効果的だ。しかし、企業システムのクラウド化に伴って、フェデレーションSSO(FSSO)やIDaaS(ID as a Service)なども広がりを見せている。IDC Japan ソフトウェア&セキュリティ リサーチ マネージャー 登坂恒夫氏に、シングルサインオンの基礎と製品比較のポイント、最新動向などについて話を聞いた。
記事 製造業界 メーカーは「データドリブン」な製造プロセスを確立せよ メーカーは「データドリブン」な製造プロセスを確立せよ 2016/12/02 多くの製造系企業にとって課題となっているのは、製造現場のダウンタイム削減だ。日々刻々と変化する市場に対し、迅速かつタイムリーに製品を提供することができなければ、あっという間にシェアを失う。そうした状況で注目されているのが、「アジャイル・マニュファクチャリング」である。仏ダッソー・システムズが11月に中国・上海で開催した「Manufacturing In The Age of Experience」では、多くの企業がアジャイル・マニュファクチャリングに関心を寄せた。
記事 IoT・M2M・コネクティブ 「IoTでデジタルとフィジカルが融合した」、PTC ヘプルマンCEOが描く今後の産業変革 「IoTでデジタルとフィジカルが融合した」、PTC ヘプルマンCEOが描く今後の産業変革 2016/12/01 産業が歴史的な転換点を迎えている──PTCのジェームス・ヘプルマンCEOは、12月1日に行われた「PTC Forum Japan 2016」の基調講演でこのように切り出した。ヘプルマンCEOがそう語るのは、「これまで分断されていたデジタルとフィジカルの世界が、IoTによって融合し、いよいよ“完全な世界”が訪れる」とみるからだ。
記事 営業戦略 ABMやMAで必須の「顧客データの整理」、NTTデータが100%を求めずにAIに任せるワケ ABMやMAで必須の「顧客データの整理」、NTTデータが100%を求めずにAIに任せるワケ 2016/11/29 マーケティングのデジタル化に取り組む企業が増えてきた。とくにBtoB企業では、リード(将来、顧客となる可能性のある見込客)獲得から案件化までのプロセスを自動化するMA(マーケティング・オートメーション)ツールを導入する企業も多いが、一方で課題も見えてきている。すなわち、システムを導入すれば活用可能なデータが「自動的に」集まるかというとそうではない点だ。またデータそのものも、活用の目的に沿って整理しないと、結局は分析、活用できない。BtoBマーケティングで注目を集めるABM(アカウント・ベースド・マーケティング)を実現するためにも必須の「企業データの整理」の課題と取り組むべきポイントについて聞いた。
記事 ロボティクス 人工知能とロボットの関係、「自動運転」で考えれば分かりやすい 人工知能とロボットの関係、「自動運転」で考えれば分かりやすい 2016/11/28 最近、ロボット以上にブームになっているのが人工知能(AI)だ。ロボットと人工知能はいわば一体。まとめて「ロボティクスと人工知能が未来を変える」的なキャッチフレーズで語られることも多い。だが一方で、「人工知能」と「ロボット」とが頭のなかでまったくくっつかないという人も少なくないようだ。今回は、このへんの話をしておきたい。
記事 業務効率化 依存する人しない人、スマホ「5分」の使い方はどう違う? 依存する人しない人、スマホ「5分」の使い方はどう違う? 2016/11/24 年末が近づき、今年も恒例の新語・流行語大賞の候補が発表された。「ポケモンGO」やYouTubeでブレイクしたピコ太郎の「PPAP」など、スマホ経由で楽しむコンテンツの話題が有力視されている一方で、ながらスマホや歩きスマホが事故を引き起こすなどネガティブな面がフォーカスされる可能性もある。果たしてスマホは善なのか悪なのか? スマホに依存することなく、効果的な使い方をするための「5分」の重要性とは。
記事 製造業界 「中国製造2025」とは何か? 中国版インダストリー4.0による製造改革の可能性と課題 「中国製造2025」とは何か? 中国版インダストリー4.0による製造改革の可能性と課題 2016/11/22 ドイツの「インダストリー4.0」や、米国の「インダストリアル・インターネット」と並び、世界が注目している取り組みがある。中国政府(国務院)が主導する「中国製造2025(メイド・イン・チャイナ2025)」だ。2049年の中華人民共和国建国100周年までに「世界の製造大国」としての地位を築くことを目標に掲げたこの取り組みは、今後の製造業にどのような影響を及ぼすのか。中国製造2025の基本方針や原則、中国製造2025を成功させるための課題などについて、中国国内のキーパーソンが議論を繰り広げた。
記事 リーダーシップ IBM CEO ジニ・ロメッティ氏がドナルド・トランプ次期大統領に手紙で伝えた6つの提案 IBM CEO ジニ・ロメッティ氏がドナルド・トランプ次期大統領に手紙で伝えた6つの提案 2016/11/16 日本時間11月9日、ドナルド・トランプ次期大統領が誕生した。クリントン氏の敗北とトランプ氏の勝利の各方面での原因分析が進む中、トランプ氏が大統領に就任した後、実際にどんな政治を繰り広げるのかに注目が集まっている。企業経営者もトランプ氏に注目し、今後のビジネスを考えている。IBM CEO ジニ・ロメッティ氏はアメリカ時間15日、トランプ氏に宛てた手紙を発表した。その全文と、そこに書かれた政治に対する提言を紹介する。
記事 グローバル・地政学・国際情勢 世界はインダストリー4.0で標準化されるか?ドイツ、中国、日本らキーパーソンが議論 世界はインダストリー4.0で標準化されるか?ドイツ、中国、日本らキーパーソンが議論 2016/11/14 ドイツ政府が主導する第四次産業革命「インダストリー4.0」の流れを受けて、フランス、中国、日本など、各国で製造業の標準化が積極的に進められている。こうした中で、各国によって異なる課題も見えてきた。「Japan Robot Week 2016」で併催されたロボット革命国際フォーラムでは、ドイツのシーメンス、フランスのダッソー・システムズ、中国のDJI、チェコ工科大学、日本のロボット革命イニシアティブ協議会からキーパーソンが集まり、グローバルにおける産業のデジタル化に関する状況と課題、今後の目標について議論された。
記事 IoT・M2M・コネクティブ IoTの「マネタイズ方法」をガートナーが解説、「サービス売り」のその先が重要だ IoTの「マネタイズ方法」をガートナーが解説、「サービス売り」のその先が重要だ 2016/11/10 ガートナーでは、2020年にIoTのもたらす経済的な波及効果は1.9兆ドルになると予測している。内訳として一番大きいのは製造業で全体の15%、同等規模でヘルスケアが続き、さらにはこれまでまったくのアナログだった教育や農業にもその効果は広がっていく。ここで重要な点は、1つ1つの業界規模を議論することではなく、IoTにより産業の壁を超えてモノがつながり、それに伴って儲かる機会も膨大に増えていくということだ。IoT時代の新たな競争にどう立ち向かうべきかをガートナー コンサルティング シニア ディレクター 森 亮 氏が解説する。
記事 市場調査・リサーチ ガートナーが占う、2017年押さえておくべきテクノロジトップ10--AIや分散型台帳など ガートナーが占う、2017年押さえておくべきテクノロジトップ10--AIや分散型台帳など 2016/11/10 ガートナーは、2017年に企業/組織にとって戦略的な重要性を持つと考えられるテクノロジ・トレンドのトップ10を発表した。「高度な機械学習とAI」「インテリジェントなアプリ」「インテリジェントなモノ」「仮想現実と拡張現実」「デジタル・ツイン」「ブロックチェーンと分散型台帳」「会話型システム」「メッシュのアプリ&サービス・アーキテクチャ」「デジタル・テクノロジ・プラットフォーム」「アダプティブ・セキュリティ・アーキテクチャ」となる。これは、世界各国で開催している『Gartner Symposium/ITxpo』において明らかにされている。
記事 AI・生成AI 人工知能(AI)型経済では「労働に対する価値観」が激変するワケ 人工知能(AI)型経済では「労働に対する価値観」が激変するワケ 2016/11/09 先日、人工知能(AI)に関する興味深い出来事があった。将棋の竜王戦で挑戦者に決まっていた三浦弘行九段が将棋ソフトを利用した疑いで出場停止処分になったという一件だ。重要なのは、この処分が発表された後の世間の反応である。今回の出来事に対するネット上でのコメントはいたってクールであった。将棋ソフトが初めてプロ棋士を破った3年前に巻き起こった感情的な反応と比較すると、天と地ほどの差である。AIに対する社会の認識は想像以上のスピードで変化する可能性があることをこの事例は示してくれている。
記事 IoT・M2M・コネクティブ 主なIoTプラットフォーム提供ベンダーはどこか?企業が進める2つの課題 主なIoTプラットフォーム提供ベンダーはどこか?企業が進める2つの課題 2016/11/09 センサー小型化やクラウドをはじめとするネットワーク技術の進展により、さまざまな「モノ」がインターネットに接続するIoT(モノのインターネット)の時代が到来した。しかし、IoTは適用範囲が広く、プレイヤーが複雑に入り乱れているため、その全体像をつかみにくくさせている。そこで野村総合研究所 デジタルビジネス開発部 上級研究員の亀津 敦氏がIoTの基礎と現状、IoTをめぐる2つの側面、IoTプラットフォーム提供ベンダーなどについてまとめて解説した。
記事 地方自治体・地方創生・地域経済 大阪万博 半世紀ぶりに招致へ、「経済効果6兆円」で関西復興の夢はかなうのか 大阪万博 半世紀ぶりに招致へ、「経済効果6兆円」で関西復興の夢はかなうのか 2016/11/09 大阪府は今日、「2025日本万国博覧会 誘致委員会準備会」発足式を開催する。国際博覧会(万博)が実現すれば、関西の発展を象徴した巨大イベントが半世紀ぶりに大阪に帰ってくることになる。地盤沈下が叫ばれて久しい関西活性化の起爆剤として地元から期待の声が上がる中、政府も前向きに検討する考えを示している。しかし、府の財政は火の車状態。近畿大総合社会学部の金井啓子准教授(ジャーナリズム論)は「失敗すれば財政破綻を招きかねない」と懸念する。府や関西経済界の思惑通り、夢をもう1度手にすることはできるのだろうか。
記事 IoT・M2M・コネクティブ 顧客が激変!IoTなどを活用した「サービス差別化」で勝ち抜く方法 顧客が激変!IoTなどを活用した「サービス差別化」で勝ち抜く方法 2016/11/07 「顧客は変わった」といわれて久しい。インターネットやモバイルの普及により購買活動はデジタル化し、企業と顧客との接触機会は多様化している。製品での差別化が難しくなった今、「サービスでの差別化」が企業の競争優位性の源泉と認識され、一貫した顧客体験の提供がブランドに対するロイヤリティ向上につながる。世界中の400社以上のサービス事業の収益化を支援してきたレイ・カサイ氏が、最高のサービスを提供する企業=「サービスエクセレンス」に変革するための3つの原則について語った。
記事 業務効率化 NEXCO中日本を変えた「トイレから始める経営改革と業務改善」、その核はKSN戦略にあり NEXCO中日本を変えた「トイレから始める経営改革と業務改善」、その核はKSN戦略にあり 2016/11/07 新幹線、空港など、日本の公共交通機関における清掃クオリティに注目が集まっている。実はそのブームの始まりは高速道路のサービスエリア(以下、SA)、パーキングエリア(以下、PA)のトイレだった。 当時、関東・甲信地区における有料道路の維持修繕業務を担う中日本ハイウェイ・メンテナンス中央(以下、メンテ中央)代表取締役社長だった黒田 孝次氏は、トイレから始める経営改革と業務改善を展開し、ビジネス改革を成功させた。黒田氏が行った「カイゼン」の中身とは。
記事 製造業界 SBドライブはなぜ「公共交通」の自動運転実用化に取り組むのか SBドライブはなぜ「公共交通」の自動運転実用化に取り組むのか 2016/11/07 自動運転の実現にはレベルがある。レベル3までは人が運転し、クルマが衝突回避のブレーキなど人をサポートしてくれる。一方でレベル4以降は、人がクルマを運転せず、システムが運転するようになるという。「レベル3までと4からは、自動運転のコンセプトが大きく異なる」と語るのが、ソフトバンク子会社のSBドライブ 代表取締役 CEO 佐治友基 氏だ。佐治氏は「人が運転せずにシステムが運転する世界を目指すには、レベル4から始める必要がある」と力説する。SBドライブが目指す自動運転の方法とはどのようなものか。
記事 データ戦略 『嫌われる勇気』著者 岸見一郎氏が説く、AIが進化しても変わらない「対人関係」の築き方とは 『嫌われる勇気』著者 岸見一郎氏が説く、AIが進化しても変わらない「対人関係」の築き方とは 2016/11/02 2045年、人工知能(AI)が人間の能力を超える技術的特異点「シンギュラリティ」が到来するといわれている。このような「強いAI」の登場はまだまだ先の話だが、数学的手法や論理的推論の延長で生まれた現段階のAIによって、サービス・知識労働の革新はすでに起こりつつある。こうした中で、人間とAIに求められる役割とは何か。そして両者は、どのようにすれば共存していけるのか。2016年9月7日に開催された日立ソリューションズ主催イベント「Prowise Business Forum in NAGOYA 第13回」では、テクノロジーが進化しても普遍的に変わらない「対人関係」の課題について、アドラー心理学者で「嫌われる勇気」著者の岸見一郎 氏が解決のヒントを指南。さらに、人工知能のトレンドと日立グループにおけるAIの取り組みついて、日立製作所が解説した。
記事 データ戦略 製造業の未来は「予測」でどう変わる?IoTとAIで実現する「スマートなものづくり」 製造業の未来は「予測」でどう変わる?IoTとAIで実現する「スマートなものづくり」 2016/11/02 ドイツが主導するインダストリー4.0をはじめとして、グローバルで製造業のIoT活用の取り組みが活発化している。IoTやAI技術が進化・普及し、センサーデータを取得、分析、活用できるようになった今、製造業は新たなビジネスメリットを享受できるようになってきたようだ。2016年9月7日に開催された日立ソリューションズ主催イベント「Prowise Business Forum in NAGOYA 第13回」では、IoTと機械学習によるダウンタイム発生やメンテナンスコスト低減を実現した建設機械メーカーの事例、IoTとデータ分析による自動化といった「スマートなものづくり」をめざす取り組みが紹介された。
記事 金融業界 ソニーフィナンシャルHD 井原勝美 会長が語る、FinTech戦略を支える3つの創造性 ソニーフィナンシャルHD 井原勝美 会長が語る、FinTech戦略を支える3つの創造性 2016/10/31 ソニーが1979年に金融事業に進出した際、周囲からは将来性を疑問視する声が多く聞かれた。だが、その金融事業は今、業界の先頭を走り、ソニーグループ全体を支える屋台骨に成長している。なぜ、ソニーは金融事業に挑戦し、新しい顧客価値を創造することができたのか。今後どのようなイノベーションを目指し、どのような形でFinTechに取り組んでいくのか。ソニーの金融事業のトップに立つ井原勝美氏が語った。
記事 IoT・M2M・コネクティブ GE、コマツ、テスラ、ファナックはなぜ「IoT化」できたのか?IoT NEWS小泉氏が解説 GE、コマツ、テスラ、ファナックはなぜ「IoT化」できたのか?IoT NEWS小泉氏が解説 2016/10/31 IoT(Internet of Things)は、すべてのモノがインターネットにつながることであり、昔からM2M(Machine to Machine)などの自動化で使われていたコンセプトだった。しかし、センサーの低価格化や小型化、クラウドの普及やAI技術の発展などの環境変化によって、IoTは一気に注目されはじめた。Webメディア「IoT NEWS」の小泉耕二 氏が、IoT化を進めるGE、コマツ、テスラ、ファナックといった企業の事例を中心に、自社でIoTビジネスを始める際のポイントを解説する。
記事 AI・生成AI 「ゲームAIはロマンだ」 三宅陽一郎氏と森川幸人氏が語るAI時代の基礎知識 「ゲームAIはロマンだ」 三宅陽一郎氏と森川幸人氏が語るAI時代の基礎知識 2016/10/27 ゲームAI開発者の三宅陽一郎氏と、グラフィッククリエイターの森川幸人氏に、いま知っておくべき人工知能に関わる重要キーワードを分かりやすく解説していただく本対談。後編は、両氏の専門分野であるゲームAIから、AIの倫理まで、幅広い話題にわたってひも解いていただいた。これさえ押さえておけば、あなたもAIの基礎がマスターできるはずだ。
記事 IT戦略・IT投資・DX AIを駆使したCOBOL資産マイグレーション最前線、注目すべき4つのポイントとは? AIを駆使したCOBOL資産マイグレーション最前線、注目すべき4つのポイントとは? 2016/10/25 AIのビジネス活用が本格化し、レガシーシステムのマイグレーションにもその波が押し寄せている。時代のニーズに合った、最新のテクノロジーを用いた基幹システムのマイグレーションとはどのようなものか。マイグレーションの工程でのAIの採用や、移行後のシステムの可読性やメンテナンス性を高める「超高速開発」など、最新動向や今後の展望について紹介する。
記事 AI・生成AI ゲームAI開発者 三宅陽一郎氏とクリエイター 森川幸人氏が解説、人工知能の基礎12選 ゲームAI開発者 三宅陽一郎氏とクリエイター 森川幸人氏が解説、人工知能の基礎12選 2016/10/25 人工知能(AI)に注目が集まっているが、いまだその意味を十分に理解できているという人は少ないのではないだろうか。そこで「FINAL FANTASY XV」リードAIアーキテクトとして、ゲームにおけるAIの開発・研究に従事してきた三宅陽一郎氏と、テレビ用CG制作に携わりながら、AI(人工知能)関連の開発や書籍執筆歴も持つグラフィッククリエイターの森川幸人氏に、『絵でわかる人工知能』を発刊したことを記念に、いま知っておくべき人工知能(AI)に関わる重要キーワードについてわかりやすく解説してもらった。
記事 AI・生成AI NVIDIAジェンスン・ファンCEOが説く、なぜAIやディープラーニングにGPUが必要なのか NVIDIAジェンスン・ファンCEOが説く、なぜAIやディープラーニングにGPUが必要なのか 2016/10/25 AIの世界は、もはやSFではない。GPUを使ったディープラーニングは、AI革命をもたらすコンピューティングモデルのブレークスルーとなる。そう熱く語るのは、NVIDIAの年次イベント「GTC 2016」に登壇した、NVIDIAのCEO ジェンスン・ファン氏だ。同氏は基調講演において、NVIDIAのGPUディープラーニングが、ロボットや製造業、自動運転など、あらゆる分野で威力を発揮することを示した。
記事 IoT・M2M・コネクティブ IoTよりインパクト大!スマートマシンはなぜ「破壊的テクノロジー」なのか IoTよりインパクト大!スマートマシンはなぜ「破壊的テクノロジー」なのか 2016/10/24 IoTが進展すると、次はスマートマシンの世界がやってくる──そう語るのは国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM) 客員研究員で、総務省 AIネットワーク化検討会議(今後は、AIネットワーク社会推進会議 影響評価分科会)の構成員でもある林雅之氏だ。スマートマシンとは、人工知能(AI)を搭載し、自律的に行動する電子機械のこと。ガートナーによれば、スマートマシンはITの歴史において、最も破壊的なテクノロジーだという。スマートマシンとはいったいどのようなもので、これからの社会やITの世界にどのようなインパクトをもたらすのか。林氏に聞いた。
記事 金融業界 日本版FinTechは今後どうなるのか、どこにビジネスチャンスがあるのか 日本版FinTechは今後どうなるのか、どこにビジネスチャンスがあるのか 2016/10/20 金融とテクノロジーの融合による「FinTech」に注目が集まっている。マイナス金利による収益悪化や、金融商品や販売手法の選択肢が増え、国内の金融機関も生き残りを図るためにFinTechに期待する動きが広がっている。最先端のテクノロジー活用による異業種参入など、金融機関を取り巻く環境も変化している。野村総合研究所 デジタルビジネス開発部 上級研究員の城田 真琴氏が、海外の動向を踏まえた「日本版FinTech」の方向性について解説した。
記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ 将棋三浦九段の不正疑惑、本当に残念なのは「日本将棋連盟」の対応だ 将棋三浦九段の不正疑惑、本当に残念なのは「日本将棋連盟」の対応だ 2016/10/19 「プロ棋士」対「将棋AI」の戦いで話題を集めてきた将棋界に、大事件が起こってしまった。強豪プロ棋士である三浦弘行九段(以下、三浦九段)が、対局中にスマートフォンを使って不正していたのではないか、という疑惑が浮上しているのだ。テレビのワイドショーでも取り上げられ、将棋ファンのみならず世間にも知れ渡ってしまった危機的事態はなぜ起こったのか。日本将棋連盟の三浦九段、将棋ファン、メディアへの対応を「組織のインシデント管理」という視点でとらえると、意外とこれは他人事ではない話である。
記事 市場調査・リサーチ AIやIoTへの投資意欲が拡大、「経営とテクノロジーの関係が新局面に入りつつある」 AIやIoTへの投資意欲が拡大、「経営とテクノロジーの関係が新局面に入りつつある」 2016/10/19 「IT投資動向調査2017」によれば、国内企業の2016年度のIT投資予算(実績)は、前年度から「増額」とした企業の割合が28.5%と、3年振りに4分の1を超える水準となった。ただ、2017年度に向けた見通しでは、弱含みの傾向もみられたという。また全110項目にわたる製品・サービスの投資意欲を聞いたところ、「IoT/M2M」「AI/機械学習」の2項目が、幅広い業種において注目度を高めていることが明らかになった。