記事 運輸業・郵便業 【2023年版】ボーイングVSエアバス受注競争、貢献した印インディゴCEOが語る 【2023年版】ボーイングVSエアバス受注競争、貢献した印インディゴCEOが語る 2023/08/01 毎年の航空ショーで、世界の2大民間航空機メーカーのエアバス対ボーイングは激しい受注競争を繰り広げる。コロナ前はショーの会期後に合計受注数を披露したものだが、コロナ禍で疲弊した航空会社は持続可能な経営にかじを切ることとなり、メーカーもことさら数を追い求めることはしなくなった。その方針を評価しつつ、本稿では2大メーカーの動きとともに、今年過去最大級の発注をしたインドの航空会社「インディゴ」を追った。
記事 運輸業・郵便業 日本の「空飛ぶクルマ」が世界的に評価される理由、スカイドライブCEOに聞く展望 日本の「空飛ぶクルマ」が世界的に評価される理由、スカイドライブCEOに聞く展望 2023/07/25 2 2025年大阪・関西万博の開催を機に運用される、空飛ぶクルマと称する移動体の開発が急ピッチで進む。日本ではどのような企業が運用予定なのだろうか。また、世界的に評価される理由はどこにあるのだろうか。日本で唯一空飛ぶクルマの開発製造を行う「スカイドライブ」CEOへの取材・世界のライバル企業の動きを交えながら、パリ航空ショー会場で考察する。
記事 運輸業・郵便業 米・ブーム(BOOM)の「超音速旅客機」の野望、マッハ1.7で飛ぶ 航空業界に新たな風 米・ブーム(BOOM)の「超音速旅客機」の野望、マッハ1.7で飛ぶ 航空業界に新たな風 2023/07/19 2003年、チャーター便での事故をきっかけにその役目を終えた「超音速旅客機」。ここにきて米国の主導で改めて実現しようという動きが進んでいる。そのプロジェクトをけん引するのが、BOOM TECHNOLOGY(以下、呼称のブーム・スーパーソニック)。同社には、どのような計画と成功方程式があるのだろうか。
記事 運輸業・郵便業 日本がとん挫した「航空機製造」で中国が存在感、ボーイング・エアバスの対抗馬になりうるか? 日本がとん挫した「航空機製造」で中国が存在感、ボーイング・エアバスの対抗馬になりうるか? 2023/07/14 日本ではリージョナルジェットMSJ事業がとん挫する中、中国の航空機産業は完成機事業を成功させている。中国商用飛機(COMAC)がリージョナルジェットとなるARJ21に続き、ボーイング737、エアバスA320と競合するナローボディ機(単通路機)C919の定期商用飛行を開始したのだ。この先、世界の航空機メーカーの中で中国の存在感は高まるのだろうか。
記事 運輸業・郵便業 2023年世界航空会社ランキング 世界3位・部門3冠のANA 強さの理由 2023年世界航空会社ランキング 世界3位・部門3冠のANA 強さの理由 2023/07/10 パリ航空ショー会場、ル・ブルジェ空港内の航空宇宙博物館にて、英国の航空サービス調査機関SKYTRAXが主催する「ワールドエアラインアワード」の発表と表彰式が開催された。世界のエアラインが栄誉とする発表の舞台。ANAやJALが上位入賞を果たしたが、何が評価されたのだろうか。
記事 運輸業・郵便業 【独自】三菱重工 MHIRJ 山本CEOを直撃、再起なるか?「未来の航空事業像」 【独自】三菱重工 MHIRJ 山本CEOを直撃、再起なるか?「未来の航空事業像」 2023/07/04 1 コロナ禍前となる2018年、筆者の目の前でMRJ(三菱リージョナルジェット、その後三菱スペースジェットに改名)はファーンボロの空を華麗に飛行した。あれから5年、三菱重工を取り巻く環境は大きく変わった。順調に進めばローンチカスタマーのANAに引き渡されているはずだった機体は、試験飛行を行うアメリカで解体されてしまった。この先、三菱重工が手掛ける航空機事業の再起はあるのだろうか。パリ航空ショー会場で、三菱重工グループのMHI RJ AVIATION ULC.(以下MHIRJ)の 山本 博章CEOに直接話を聞いた。
記事 運輸業・郵便業 【パリ航空ショー現地レポ】空飛ぶクルマ、脱酸素、エアバス最新機…注目動向と独自取材 【パリ航空ショー現地レポ】空飛ぶクルマ、脱酸素、エアバス最新機…注目動向と独自取材 2023/06/23 2023年6月19日に開幕した世界最大規模の航空見本市、パリ航空ショー。筆者は開会前日に入り、準備段階から取材を開始した。ショーでは「脱炭素」が重視され、開発競争激化する空飛ぶクルマやエアバスの新機材など、さまざまな最新技術を見ることができた。現地よりレポートをお届けする。
記事 運輸業・郵便業 【パリ航空ショー】スペースジェット撤退 三菱重工、川重、IHI…注目の航空大手の動きは? 【パリ航空ショー】スペースジェット撤退 三菱重工、川重、IHI…注目の航空大手の動きは? 2023/06/16 2019年以来、およそ4年ぶりとなる「パリ・エアショー2023」がフランスで開催される。世界最大規模の航空ショーで日本はどのような出展を行うのだろうか。また、注目されるスペースジェット計画中止後の「三菱重工」、や大手「川崎重工」、「SUBARU」、「IHI」の動きとは?
記事 運輸業・郵便業 コロナ禍でも“継続”成長した「あの航空会社」、ライバルはバス?ユニークな戦略 コロナ禍でも“継続”成長した「あの航空会社」、ライバルはバス?ユニークな戦略 2023/05/11 コロナ禍において世界中で国境は封鎖され、航空路線が消えたことから、航空会社はコロナ禍の影響を受けた業種として最大の注目を浴びた。数ある航空会社の中で、2021年の輸送力が2019年比で世界最大の落ち込みを記録したのは、日本にも乗り入れている香港のキャセイパシフィック航空だ。逆にコロナ禍前に比べコロナ後に輸送力を伸ばした航空会社があるとは想像すらできなかったのだが、実は地球の反対側にその航空会社はあった。両社の違いはどこにあるのだろうか。その差を比較した。
記事 運輸業・郵便業 ヤマトとJALが「航空輸送」でタッグ 撤退続きの過去と何が違う?ヤマトに聞いた勝算 ヤマトとJALが「航空輸送」でタッグ 撤退続きの過去と何が違う?ヤマトに聞いた勝算 2023/04/24 ヤマトホールディングス(ヤマトHD)は、JALと提携し、国内路線で貨物専用機による輸送を2024年4月から開始することを発表した。これまで大手各社が貨物専用機による航空輸送事業に乗り出すも、すべてが2年足らずで失敗に終わっている。果たしてヤマトHDは、本取り組みのどこに勝算があると考えているのか。担当者に直撃した。
記事 運輸業・郵便業 【業界激震】中国大手航空会社が輸送力世界1位 急成長の理由 日本に勝機は? 【業界激震】中国大手航空会社が輸送力世界1位 急成長の理由 日本に勝機は? 2023/03/22 コロナ禍で国際輸送網は大混乱となった。旅客輸送の航空機は、減便、供給スペースの取り合いに、海上は、職員の罹患(りかん)や急激な巣ごもり需要により輸送網が構築できなかった。そうした状況を経た今、最新の国際輸送力について航空と海上における日本の立ち位置を検証してみた。世界のGDPを見るとTOP3は米・中・日の順となるが、国際輸送力においてはどのような様相だろうか。
記事 経営戦略 北欧フィンエアーは、なぜ日本市場最強なのか?明かす独自戦略 北欧フィンエアーは、なぜ日本市場最強なのか?明かす独自戦略 2023/02/27 1 世界のエアラインはコロナ禍でダメージを受けた。その中でも他方面に比べ欧州のエアラインへの影響は大きかった。輸送力が下がった中でも米国・中国・中東エアラインはさほど順位を変えずにランキングしているが、欧州エアラインは一部のLCCを除き、フルサービスキャリアが軒並み順位を落とした。そのような厳しい状況の中、フィンランドの航空会社フィンエアーは日本路線を重要視し圧倒的な地位を築く。それはなぜか。フィンランドと日本の関係性を振り返りつつ、その戦略を追った。
記事 経営戦略 コロナ禍で大幅赤字…苦境LCCピーチが挽回狙う「非航空事業」と2023年の展望 コロナ禍で大幅赤字…苦境LCCピーチが挽回狙う「非航空事業」と2023年の展望 2023/01/25 日本のLCCが誕生して10年が経過した2022年。累計旅客数は人口の7割近くまでになり、航空業界にLCCが浸透したことを改めて感じることができた。一方でコロナ禍が航空業界に与えた影響は大きく、いまだ厳しい状況は続く。日本で初めてのLCCとして運航開始したピーチ アビエーション(ピーチ)は、打開策として昨年末に新機材のエアバスA321LRにて関西国際空港とバンコクを結ぶ初めての中距離路線を開設し、10年目を締めくくった。ピーチのこれまでの軌跡を振り返りつつこの路線の持つ意味を考えてみたい。
記事 IT戦略・IT投資・DX JALに聞く「スマートエアポート構想」、アフターコロナで空港はどう変わったのか? JALに聞く「スマートエアポート構想」、アフターコロナで空港はどう変わったのか? 2022/12/28 国土交通省航空局は2022年3月に「航空を取り巻く状況と今後の課題・取組」を発表した。航空イノベーションの一環として、FAST TRAVELを推進(空港での諸手続き・動線の円滑化)する。その一翼を担うJALが、「JAL SMART AIRPORT」に取り組み、利便性と顧客満足度向上につながったという。空港のスマート化への取り組みの詳細と今後の展望について担当者を直撃した。
記事 IT戦略・IT投資・DX ANAの浮沈をかけた「スーパーアプリ構想」、直撃でわかったANA Xが描く成長戦略 ANAの浮沈をかけた「スーパーアプリ構想」、直撃でわかったANA Xが描く成長戦略 2022/11/24 ANAホールディングス(HD)は、「マイルで生活できる世界」の実現をコンセプトに、アプリ開発の場面において、航空や旅行といった「非日常」に加え、「日常」とマイルを結びつけたスーパーアプリへ育てていくと発表した。本事業は、コロナにより3年近く経営に苦しんだ同社の浮沈をかけた大事業となる。その勝算とは。