記事 為替 「マナーの悪い外国客は排除せよ」、日本が「安売りしてる」問題を野口悠紀雄氏が警告 「マナーの悪い外国客は排除せよ」、日本が「安売りしてる」問題を野口悠紀雄氏が警告 2024/08/12 2 マナーの悪い外国人旅行者が増え、地域住民の生活に無視できぬ影響を与えている。いわゆるオーバーツーリズム問題。モラルの低い旅行者を排除すべきだが、現在の円高が進んだとしても問題は解決されない。政府は、旅行者数の増加だけを求める政策から転換し、モラルの低い旅行者を排除すべきだ。
記事 為替 今の日本経済に「円安」はメリットがあるのか?昭和とは違う…円安の影響やさしく解説 今の日本経済に「円安」はメリットがあるのか?昭和とは違う…円安の影響やさしく解説 2024/07/08 1 為替市場で再び円安が進んでいる。円安が日本経済にとってメリットなのかという議論が活発になっているが、為替の動きには常に両面があるので、どちらが得とは一概には言えない。だが日本経済の現状を考えた場合、過度な円安が不利に作用するのはほぼ明らかと言って良いだろう。
記事 為替 相次ぐ「賃上げ実施!」は本当か嘘か? 円安で儲けた大企業の「不都合な真実」 相次ぐ「賃上げ実施!」は本当か嘘か? 円安で儲けた大企業の「不都合な真実」 2024/06/17 2021年からの急激な円安によって、大企業では粗利益が増加し、経常利益も著しく増加した。これは、輸入価格の上昇分を価格に転嫁した上に、輸出が増えたからだ。これに伴う物価高騰もあり、大企業を中心に賃上げ報告が相次いでいる。だが本当に賃上げはなされているのだろうか、分析する。
記事 金融政策・インフレ なぜ「異常な円安」が続くのか? 原因は日米金利差? そんな“簡単ではない”深刻問題 なぜ「異常な円安」が続くのか? 原因は日米金利差? そんな“簡単ではない”深刻問題 2024/06/03 この数年間の急速な円安は、日米金利差の急速な拡大によるものだ。ただ、この説明だけでは不十分であり、なぜ日銀が金利を上げられないかを明らかにする必要がある。ここで注目すべきは「自然利子率」である。これを読み解くと、日本が行き着く最悪のシナリオが考えられる。
記事 為替 功罪相半ばする「ヘンリー・キッシンジャー」とは?米経済の地位を高めた見事な戦略 功罪相半ばする「ヘンリー・キッシンジャー」とは?米経済の地位を高めた見事な戦略 2023/12/14 冷戦期の米国外交を担い、米中協調路線の基礎を作ったヘンリー・キッシンジャー氏が死去した。キッシンジャー氏は米ドル中心の金融システムを確立した立役者でもあるが、死去と前後して米中関係は再び敵対的な方向に向かい、米国のドル支配には陰りが見え始めている。
記事 為替 物価上昇で「生活苦」でも…ストライキすら起こせない“日本人の未来”が超ヤバい理由 物価上昇で「生活苦」でも…ストライキすら起こせない“日本人の未来”が超ヤバい理由 2023/12/07 日本でもインフレが顕著になってきたことから、国民の生活環境が大きく変化している。これまでの日本社会は我慢が美徳とされ、耐えることで何とかなった面も多かったが、インフレ時代にはその常識は通用しなくなる。新しい時代に向けた基本的な価値観の転換が必要である。
記事 為替 中東情勢悪化が「超・円安」を引き起こす理由、日本が絶対避けたい“最悪の展開”とは 中東情勢悪化が「超・円安」を引き起こす理由、日本が絶対避けたい“最悪の展開”とは 2023/11/01 (株)ホンキーベトナム R&D モトハシカツマサモトハシカツマサ 世相が激変しそうな2024年。緊張感をもって情報収集にあたなければ。
記事 為替 それでも「円安が止まらない」と言える3つの理由、避けられない悪夢のシナリオとは それでも「円安が止まらない」と言える3つの理由、避けられない悪夢のシナリオとは 2023/09/21 為替市場で再び円安が進行している。財務省はファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)に沿った動きではないとして警戒を強めているが果たしてそうだろうか。一連の円安は必ずしも投機だけとは言えず、背後には日本経済の根本的な変化がある。短期的には日銀が金融政策を転換すれば円高に戻す可能性が高いが、長期的には円安が再び進行する可能性について考えておく必要がある。
記事 株式・債券市場・資金調達 景気後退は避けられない?ウエルスアドバイザー朝倉氏が「いま投資すべき銘柄9選」を解説 景気後退は避けられない?ウエルスアドバイザー朝倉氏が「いま投資すべき銘柄9選」を解説 2023/03/17 世界を見渡すと、米中対立やロシアによるウクライナ侵攻、東西分断の深刻化など、先行き不透明な情勢が世界経済に大きな影響を及ぼしているほか、世界的にインフレが進み各国中央銀行は、ここ数年で急速に政策金利を引き上げています。こうした変化を受け、市場はこれまでにないほど大きく歪みはじめています。国内の変化で言えば、「デフレ×円高」が当たり前だった時代から、「インフレ×円安」が続く時代へとシフトしています。これまでの常識が大きく変化する中で、今後はどのような投資行動をとれば良いのでしょうか。
記事 株式・債券市場・資金調達 100年に1度の“異常事態”、もはやいつでも「景気後退の可能性アリ」と言える根拠 100年に1度の“異常事態”、もはやいつでも「景気後退の可能性アリ」と言える根拠 2023/03/15 現在、投資家にとって過去に例がないほど市場の見通しを立てにくい環境になってきている。本来であれば、雇用統計や消費者物価指数(CPI)の上昇は好材料として受け止められるが、足元では「中央銀行の利上げペースを加速させるかもしれない悪材料」として捉えられているなど、「グッドニュース」が「バッドニュース」となるような、通常では考えられない環境に突入しているのだ。投資家であれば、この“異常事態”の全体像を把握しておく必要があるだろう。今回は、いま起きている金融市場における異変を解説する。
記事 株式・債券市場・資金調達 植田新総裁は理解しているのか? 黒田日銀では気づけなかった…深刻すぎる「ある問題」 植田新総裁は理解しているのか? 黒田日銀では気づけなかった…深刻すぎる「ある問題」 2023/03/14 日銀の新総裁候補者である植田和男氏の国会聴取が終了し、新体制の大まかな方向性が見えてきた。大規模緩和策の維持をめぐっては賛否両論があるが、最大の問題は意見が割れていることではない。政策当局者や専門家の議論が現実社会と乖離しており、政策コストの著しい増大を招いていることの影響が深刻化している。これはどういうことだろうか。
記事 為替 【衝撃の人事】日銀総裁に「植田和男氏」起用でどうなる? 金利・為替の行方とは 【衝撃の人事】日銀総裁に「植田和男氏」起用でどうなる? 金利・為替の行方とは 2023/02/16 日銀の総裁人事が市場にとってサプライズだったこともあり、金融政策の不透明性が増している。米国もFRB(連邦準備制度理事会)が利上げ幅縮小に転じた直後に、想定外の強い雇用統計が出るなど、市場の認識と実体経済のギャップが目立っている。今後の金利や為替の動向について、どう考えればよいのだろうか。
記事 為替 銀行系リース会社と商社の「統合・再編」がシナジーを生みやすい納得の理由 銀行系リース会社と商社の「統合・再編」がシナジーを生みやすい納得の理由 2022/11/17 ここ数年、リース業界の取扱高は減少傾向が続いている。世界的な金利上昇、景気の停滞、競争激化など、リース業界を取り巻く環境はきわめて厳しい。銀行融資との差別化が難しいファイナンスリース事業だけでは将来の展望が見えてこないのだ。近年、現状を打破すべく、海外進出、業界再編の動きが活発になってきた。リース会社はどのような経営戦略を選択すべきなのか。大手銀行系と地銀系のリース会社の動向について、日本格付研究所金融格付部の杉浦輝一氏に話を聞いた。
記事 為替 リース業界の現状を徹底解説、ロシア・ウクライナ問題による「大打撃」とは リース業界の現状を徹底解説、ロシア・ウクライナ問題による「大打撃」とは 2022/11/16 あらゆる資産(オフィス機器、産業機器、医療機器、建物、航空機など)を一括で仕入れて企業に貸し出すリース事業には、銀行グループが設立する銀行系に加えて、商社系、メーカー系、独立系など、さまざまな企業が参入している。本記事では、リース業界全体を視野に入れながら、大手リース会社を軸として業界を取り巻く環境と動向を考察していく。また、コロナ禍やロシアによるウクライナ侵攻などの影響についても解説したい。お聞きしたのは、日本格付研究所 金融格付部の杉浦輝一氏だ。
記事 金融市場 止まらない円安…それでも日銀の「外貨準備を減らす為替介入」はやりすぎ注意の理由 止まらない円安…それでも日銀の「外貨準備を減らす為替介入」はやりすぎ注意の理由 2022/11/10 政府が大規模な為替介入を実施したことで、日本の外貨準備に対する関心が高まっている。そもそも外貨準備とはどのような存在で、どう活用するのが適切なのだろうか。
記事 為替 「異例すぎるドル高」の衝撃…たった1年で“13兆円”売上減? GAFAMら減益影響まとめ 「異例すぎるドル高」の衝撃…たった1年で“13兆円”売上減? GAFAMら減益影響まとめ 2022/08/22 米ドル相場が、ユーロや円など主要通貨に対して数十年ぶりの高値まで上昇している。これを受け、売上の大半を海外に依存する多くの米テック大手は収益で影響を受け始めた。たとえば、マイクロソフトは欧州におけるユーロ建ての売上がドル換算で目減りした。アップルは、ドルベースの儲けを確保するため日本でのiPhone価格を値上げしたことで、新品需要の一部が中古市場に流れた。こうした中、米国内では「悪いドル高」を抑え込もうと米政府が他国と協調介入するかもしれない、との噂がささやかれている。今回はドル高による米テック大手への影響をまとめるとともに、米政府の動向を考察する。
記事 為替 「円安は長期化する」と言える2つの理由、金融市場に起きているパラダイムシフトとは 「円安は長期化する」と言える2つの理由、金融市場に起きているパラダイムシフトとは 2022/07/19 為替相場が一時、1ドル=139円を突破したことから、今後のドル円相場にふたたび注目が集まっている。一連の円安は投機的な動きであり、円高に逆戻りするとの見方もある一方で、構造的な要因が背景にあり、長いスパンでの円安傾向が続くとの見方も根強い。今後のドル円相場についてはどう考えれば良いのだろうか。為替の原理原則から考える。
記事 為替 異常な円安いつまで続く? 世界の投資家が「今より進む」と予想するワケ 異常な円安いつまで続く? 世界の投資家が「今より進む」と予想するワケ 2022/07/04 円安の勢いが止まらず、約24年ぶりに一時1ドル=137円にまで達した。いつまで円安は続くのだろうか。一般的に円安の原因と説明される「キャリー取引」や、その取引のリスクをヘッジする「為替先物取引」の状況を見ると、世界の投機筋は「今より円安が進む」と予測して投機取引を行っているようだ。なぜ投機筋は円安が進むと見ているのか。そしてここで極めて危険なことがこの投機取引が自己増殖的に増えているということだが、それによりどういったことが起こるのか。