自社に合うノーコードツールはどう選ぶ? 今さら聞けない基本から活用のコツまで解説
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巨大テックの動向からも明白、一過性のブームで終わらない「ノーコード/ローコード」
「ノーコード」「ローコード」が注目されている。ノーコードはプログラムのコードをまったく書くことなく、そしてローコードは必要最小限のコードで、さまざまなアプリやサービスを開発することを意味する。2020年にはあるメディアで「2024年までにすべてのアプリの64%がノーコード/ローコードで開発される」と予想されて話題になった。ただし、言葉そのものが注目されるようになったのはここ2年ほどのことだ。それ以前にもこうしたツールは存在していたが、デジタルトランスフォーメーション(DX)に取り組む企業が増え、IT人材不足が深刻化し、現場部門による迅速な開発が求められるようになったところへ、それを解決するノーコード/ローコードがピタリとハマったということだろう。
実際に、現在は多種多様なノーコード/ローコードのツールが登場している。モバイルアプリやWebサイトを開発・構築できるツールが多いが、決して一過性のブームでないことは、ビッグテックの動向からも伺える。たとえば、グーグルのAppSheet、マイクロソフトのPowerApps、アマゾンのHoneyCodeはいずれもノーコード/ローコードツールだ。
さらには、大手企業向けのERPシステムで有名なSAPは、2021年2月、フィンランドのノーコード/ローコードツールベンダーであるAppGyverを買収した。これにより、SAPをはじめとする基幹系システムでもノーコード/ローコードツールとの統合が進むのではないかと期待されている。
このように、ノーコード/ローコードの世界は今急速に動いている。ここからは、ノーコードにしぼって、どのようなツールがあり、どんなメリットがあるのか、さらにどのような活用事例があるのかを見ていきたい。
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