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SDGs、サステナブル、エコ……だけで買ってもらえるのか?
SDGsが注目され、環境、エコ、サステナブル、エシカル……などなどのキーワードが、ビジネスでも重要な意味を持つようになってきた。地球環境や社会とのつながりを無視して企業活動を展開することは、今後、ますます難しくなるだろう。マザーハウスが「途上国から世界に通用するブランドをつくる」という理念を掲げて設立されたのは2006年だ。SDGsが国連サミットで採択されたのが2015年なので、その約10年前ということになる。その歩みは、同社の強みそのものである。
「2021年で15周年を迎えますが、今回のコロナ禍では、我々自身が持つ価値について、改めて認識することができました。自社工場を建設し、現地の職人の技能向上を図りながら魅力的な製品を開発するという我々が創業時から続けてきた取り組みそのものが、最近いわれているSDGsやエコなどの裏付けになっていると強く感じます」(神村氏)
山口氏も自らの起業時を振り返って次のように語る。
「起業したとき、劣悪な環境で安いモノを作っている人達、安いモノを作るようにプレッシャーをかけているバイヤー達を見て『企業の存在意義とは何なのか』ととても疑問を感じていました。ですので、社会や環境、サステナブルといったことはもはや、大前提ではないでしょうか」(山口氏)
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