- ありがとうございます!
- いいね!した記事一覧をみる
コロナ禍で厳しい状況が続くアパレル業界
新型コロナウイルスは、さまざまな業界に影響を与えている。リモートワーク拡大や巣ごもり消費によって恩恵を受けている業界がある一方で、交通、旅行、飲食など深刻な影響を受けている業界も少なくない。アパレル業界も、マイナスのインパクトを受けている業界の1つだ。コロナ禍で外出の機会が減り、衣服・履物の消費支出は大幅に減った。店舗を訪れる顧客も減り、特に立地を条件に売上を伸ばしていた店舗は、大きい打撃を受けている。
こうした厳しい環境にもかかわらず、2020年3月以降、新店舗を5つも開設するなど、積極的な姿勢を見せているのが、ラゲッジブランド「BRIEFING(ブリーフィング)」を展開するユニオンゲートグループだ。同社はビジネスやカジュアルなどのさまざまな商品を扱い、最近はゴルフバッグやゴルフアパレルを展開する「BRIEFING GOLF」、日本の伝統技法を活かした製品ブランド「FARO(ファーロ)」も展開している。
同社のCMOとしてマーケティングを統括しているのが、河合 健太郎氏だ。河合氏は2007年から9年間、アディダスジャパンに在籍し、マーケティング責任者として活躍した後、2017年からユニオンゲートグループに参画した。河合氏は、同社のコロナ禍における業績について次のように説明する。
「第1回の緊急事態宣言では、15店舗あった直営店をすべて閉めざるをえませんでした。その影響もあって、上半期(2020年3月~8月)は前年比85%まで売上が落ちました。ただし、EC事業は大きく伸びて、11~12月の売上は前年並みとなりました。さらに、再度緊急事態宣言が出た2021年1月には前年を超え、通期として黒字を達成しています」(河合氏)
厳しい状況が続くアパレル業界において、なぜ同社は、これだけの成果を上げられたのか。河合氏はアパレルブランドが明暗を分けた3つのポイントを説明した。
今すぐビジネス+IT会員にご登録ください。
すべて無料!今日から使える、仕事に役立つ情報満載!
-
ここでしか見られない
2万本超のオリジナル記事・動画・資料が見放題!
-
完全無料
登録料・月額料なし、完全無料で使い放題!
-
トレンドを聞いて学ぶ
年間1000本超の厳選セミナーに参加し放題!
-
興味関心のみ厳選
トピック(タグ)をフォローして自動収集!