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このままだと先がない!
「入社したとき、当時の社長から『ワークマンは順調ないい会社だからガツガツやらなくてもいいよ』と言われました」と語るのは、現在のワークマン躍進の仕掛け人である 専務取締役 土屋 哲雄 氏である。土屋氏は、三井物産で30年以上、商社マンとしてキャリアを積んだ。社内ベンチャーで数々の新規事業を立ち上げ、2006年には取締役執行役員として入った三井情報開発(現在、三井情報)でコンサルティング事業を立ち上げる。そして、2012年、親族であった当時のワークマン会長 土屋 嘉雄 氏(2019年9月に退職)から、最高情報責任者(CIO)として同社に招かれた。
「入ってみたら、本当にいい会社でした。作業服というニッチな市場で圧倒的なナンバー1であり、創業以来ほぼ40年間、競合がいなかったのです。ところがしばらくして、1000店舗を出店して売り上げが1000億程度になった時点で、市場が飽和することが分かったのです」(土屋氏)
1000店舗、1,000億で限界に達するという土屋氏自身が試算したこのデータは、その後のワークマン変革の起点になる。ただし、「この会社は約40年間、競争したことがない。だから競争したら負ける」(土屋氏)
そこで、同社は競争しなくていい市場、つまり新たなブルーオーシャン市場の創出を目指すことになる。そのために同社が掲げた目標は、「客層拡大」と「データ経営」の2つだけだった。
この2つの目標設定をどのように戦略、戦術に落とし込み快進撃に至ったのだろうか。
・「ない」と思われたところに、第2のブルーオーシャン市場を創出
・既存アパレル企業にもアマゾンにも負けない理由
・すべての打ち手の基盤となったデータ活用の取り組み
・競合を意識せず、「データ」を中心に活動するには
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