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「インスタ売れ」は性別や年代で商品に差
Instagramがきっかけとなる「インスタ売れ」について、「Instagramを見て、実際に購入したことがある商品」を聞いたところ、1位が28.6%で「スーパー・コンビニで買える食料品」、2位が28.6%の僅差で「菓子」、3位が24.7%で「コスメ(スキンケア)」となった。
性別・年代別の上位5項目をみると、女性の10~20代ではコスメやアパレル、30~50代では菓子や食料品が多く、男性はどの世代も菓子や食料品が多いが、20代ではアルコールやインテリア、服、スキンケア用品が上位に入った。
30代では書籍・雑誌、40代~50代は家電と特徴が表れた(図3)。
「インスタ映え」を気にする理由とは
2017年の新語・流行語大賞を受賞した「インスタ映え」については、その言葉の認知率は非常に高く、全体の91.8%が「インスタ映え」という言葉を知っていた。
また、投稿する際に「インスタ映え」を気にする女性は60%と多く、男性でも30%以上いた。「いつも気にしている」と答えたのは、10代女性で23.1%、20代~30代女性で17.0%おり、日常的に意識して投稿していることがわかる。
男性でも気にするケースは多く、20代~30代で40%前後、40代では約30%であった(図4)。
「インスタ映え」を気にする理由では、性別・年齢を問わず「きれいな写真を撮りたい」が圧倒的に多かった。いいねやコメント、フォロワーなどを増やしたいという理由よりもはるかに多く、他者の反応よりも投稿そのもののきれいさ・美しさを重視しているInstagramユーザーの特徴がうかがえる。
ただし、理由の第2位は、男性では「いいね・コメントがほしい」、女性では「フォロワーを増やしたい」となり、男性は「すでにつながっている人とコミュニケーションしたい」、女性は「Instagramを通じて多くの人とつながりたい」という願望がうかがえる結果となった(
図5)。
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