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NECは14日、24時間連続稼働が必要な工場やビル管理に適したファクトリーコンピューター「FC98-NXシリーズ」の新製品3機種の発売予定を発表した。
新製品では、空冷効果の高い筐体構造や部材の長寿命化、高品質化により24時間連続稼働を可能にしている。データのバックアップをリアルタイムで行うミラーリング機能や、本体電源をONにしたまま故障したディスクを交換できるホットスワップ機能も搭載している。さらに5年間の長期供給、製造終了後最大10年間の長期保守により、工場やビル管理の業務システムの運用を継続して長期間支援するという。
新製品「FC-E23W」はCPUにインテル Xeon プロセッサー E3-1268L v3(2.30 GHz)を搭載し、チップセットにインテル C226を採用している。これにより処理性能を従来比で約1.3倍向上させたという。また、「FC-E27B」はCPUにインテルCore i5-4570TEプロセッサー(2.70GHz)を、「FC-E22U」はインテルCeleron G1820TEプロセッサー(2.20GHz)を搭載することで、処理性能を従来比でそれぞれ約1.2倍、約11.4倍向上させているという。
NECは海外認証モデル、UPS機能付き電源モデル、SSD搭載モデル、Linuxプリインストールモデルは2016年3月に発売を予定している。
24時間止めることができないシステムを支えるファクトリーコンピューターには連続稼働性や、長期保守が求められている。また、ファクトリーコンピューターを組み込んだ業務システムを販売する事業者や、システムを導入する事業者は、次々と発売される製品の検証に工数がかかるため、同じ製品の長期供給が求められている。
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