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  • 2015/02/25 掲載

「攻めのIT投資」と「守りのIT投資」の企業は何が違う? 国内企業の実態調査

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一般社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA)は、前回2013年10月に発表した「日米IT投資比較調査」に続いて、今回新たに「国内企業における『攻めのIT投資』実態調査」を実施した。今回の調査もIDCジャパンの協力により、国内企業331社の経営層や事業部門等、「非IT部門」の責任者を対象としたWebアンケートを行った。
 前回の調査では、日本企業に「守り」の姿勢が顕著に見られたが、一方で約16%の日本企業は「IT投資に極めて積極的」であった。その結果を受けて今回は、IT投資への積極派企業と消極派企業の違いが何に起因するのか、またIT投資が業績に関連性があるのか、などを解明することを目的とした調査を行った。

3年前と比較した売上高の増減

 今回の調査では、日本企業で「守りのIT投資」が6割近くを占めており、改めて前回同様の結果となった。その一方、「攻めのIT投資」が企業業績に連動する傾向が判明。「攻めのIT投資」を行った企業の半数以上が、「売上げ、利益ともに増加」と回答している。中でも「極めて積極的」な企業は、売上高利益率が全体平均より6.4%も高く、「投資効果を強く感じている」ことがわかった。

photo
「攻めのIT投資」に
IT重要度1:極めて積極的
IT重要度2:積極的
IT重要度3:やや消極的
IT重要度4:消極的

市場環境の特徴

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