• 2014/03/06 掲載

東北学院、幼稚園から大学までの事務システムをクラウド環境に統合 BCP対策強化も

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学校法人東北学院は、同学院が運営する幼稚園から大学までの各教育機関で利用する事務システムを統合し、クラウド形態での利用を実現する「次期統合事務システム」の本格運用を、4月1日から開始すると発表した。
 東北学院は、私学としては東北地方で最多となる約1万2000人の学生が所属する東北学院大などを運営する学校法人。

 同学院は今回、日立製作所のクラウドソリューション「Harmonious Cloud」のクラウドソリューションを導入して、IT基盤「総合情報基盤システム」を整備。敷地外のデータセンターに、これまで各組織、各業務ごとに構築していたサーバを仮想化して統合した。建屋が被災した場合も学院内の他の場所から本事務システムが利用できるなど、BCP対策が強化されたという。

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次期統合事務システムおよび総合情報基盤システムの概要図

 今回、本格運用を開始する本事務システムは大きく二つのシステムから構成される。ひとつは、私学としては東北地方で最多となる約1万2000人の学生が所属する東北学院大学の、学生が行う履修登録や各種証明書の発行、教職員が行う学籍や成績の管理などの業務に利用される教学系業務システム。もうひとつは、別会社にて構築された各教育機関の財務会計や人事給与などの業務に利用される法人系業務システムだ。

  「総合情報基盤システム」上には、各システム間で横断的に利用する学生や教職員の情報を一元管理する「東北学院データベース(以下、GDB)」を構築。これまで各システムごとに保有していたデータベースの情報をGDBに統合した。これにより、学生の住所などをGDB上で更新すると、学生が発行する各種証明書や、教職員が管理する学籍情報に新しい住所が反映されるなど、これまで発生していた複数のデータベースにおいて個別にデータを更新する作業の手間が解消され、サービスの向上や効率的なシステム運用が可能になるという。

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