- 2013/07/10 掲載
NEC、「NEC SDN Solutions」を開始 第一弾は5つのソリューション
NECでは、SDNを実現する技術の1つである「OpenFlow」をベースに、「ProgrammableFlow(プログラマブルフロー)」技術を開発し、世界初の製品化や商用化など、SDN事業において世界に先駆けた取り組みを実施。4月1日には「SDN戦略本部」を設立し、SDN事業戦略の立案や、各市場向けのSI/サービスや製品開発を行う関連部門を統括し、SDN事業の強化を推進している。
さらに本年6月、「SDNテクニカルマーケティングセンター」をNECヨーロッパ内に設立し、世界の通信事業者に向けたSDNソリューションの開発・提案・システム構築/サポートの強化や、ETSI(ISG NFV)など標準化団体への積極的な参画を行っていくという。
今回、新たに確立した「NEC SDN Solutions」では、企業/官公庁・通信事業者・データセンター事業者に対し、SDN最先端技術、SDNを実現するNEC独自製品、たとえば統合運用管理ソフトウェア「WebSA」やクラウドネットワークプラットフォーム「UNIVERGE PFシリーズ」、さらに多数のIT・ネットワークシステム構築実績に基づく方法論、サービスなどを組み合わせ、それぞれの課題に迅速に解決するソリューションをメニュー化する。本メニューは、順次拡充する。
2つめは「オフィスLAN最適化ソリューション」。部門ごとに構築されたオフィスLAN環境をネットワーク仮想化によって統合し、ネットワーク機器の集約と集中管理・見える化を行う。店舗、工場などにも適用できる。オフィスLANの最適化によって、拠点新設やレイアウト変更などへの迅速な対応、システム運用の効率化と管理コストを削減する。
3つめは、「アクセス認証ソリューション」。企業内システムにおける情報漏えいなどのセキュリティ脅威に対して、一元化された認証情報により、利用者単位・端末単位の認証を行い、グループ単位(部門・プロジェクトなど)に分離された仮想ネットワークを構築する。ネットワークのアクセス制御によってセキュリティを強化するとともに、組織移動などに伴うセキュリティルールの設定や変更を自動化し、運用コストを抑制する。
4つめは、「IaaS運用自動化ソリューション」。IaaSを構成するICT(物理/仮想サーバ、ストレージ、ネットワーク、ファイアウォール、ロードバランサなど)をプール化して一元管理し、利用者へ提供するサービスのリソース組合せや運用を自動化する。ICTリソースの利用効率化と管理コストを削減するとともに、サービス追加の期間も短縮化するという。
5つめは、「データセンターネットワーク統合ソリューション」。既存システムのネットワーク統合、データセンターへの統合の際に、ネットワーク設定(IPアドレスなど)を変更することなくシステムを移行・統合するためのネットワーク仮想化ソリューション。システム統合の移行期間と費用を削減するのに加えて、その後の運用管理や変更コストを抑制するという。
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