東証、オリンパスを監理銘柄に指定

　東京証券取引所は、オリンパスを監理銘柄(確認中)に指定したと発表した。

　指定は11月10日から東証が上場廃止基準に該当するかどうかを認定した日まで。東証ではこのまま上場廃止となるおそれがあるとして、注意喚起を促している。

　オリンパスでは、過去の有価証券投資の損失隠しが明らかになっており、これを第三者委員会が調査している。この調査報告は12月初旬にまとまる予定で、第2四半期報告書は法定提出期限である14日までに提出できないことから今回の監理銘柄指定となった。