- 2011/05/16 掲載
日本オラクル、在宅勤務ソリューションの提案を開始 自社導入のノウハウも公開
具体的には、オラクルのコンテンツ管理製品群「Oracle Enterprise Content Management Suite 11g」のうち、文書ファイルやデジタル・コンテンツを一元管理する「Oracle Universal Content Management (Oracle UCM) 11g」により、自宅のPCからインターネットを介したファイルへのアクセス・閲覧・編集が可能になる。
また、ファイルの保護と管理を実現するセキュリティ製品「Oracle Information Rights Management (Oracle IRM) 11g」により、オフィス文書やメール、データベースから抽出したデータ、画像などを、オンライン/オフライン問わず、保護、追跡をすることで、個人情報や機密情報の漏えいリスクを軽減。たとえば、暗号化したファイルに、参照期限や印刷不可の設定を行うことで、物理的にファイルを保護し、一貫したユーザー認証とアクセス権を強制的に適用できる。
さらに、ディレクトリやデータベースにあるさまざまなユーザー情報を仮想的に一元管理するディレクトリ製品「Oracle Virtual Directory」を導入することで、社外からアクセス可能なユーザーを、既存のユーザーおよび属性情報を元にアクセス権限を付与できる。これにより、短期間で社外からのアクセスを管理する認証サーバを簡単に構築できるという。
そのほか、より強固な認証を行うアクセス制御製品「Oracle Adaptive Access Manager」により、ユーザーをパスワード盗難の脅威から守る高度な認証、リスクのリアルタイム分析による、なりすましなどの不正アクセスの予防と検知・遮断を行える。
なお、既に日本オラクルでは平時でも、時間と場所にとらわれない働き方を「Work@Everywhere」というコンセプトのもと実践しているという。「Work@Home(在宅勤務制度)」は「Work@Everywhere」の一つとして運用されており、これらで培われたノウハウを提供していく考え。
日本オラクルはこの在宅勤務ソリューションをパートナー経由で提供していく。
関連コンテンツ
関連コンテンツ
PR
PR
PR