HPでは従来から、HP Quality Center（以下、HP QC）など、開発フェーズにおける管理と自動化を支援するソフトウェアを提供していたが、今回、計画や運用フェーズのソフトウェアと連携することで、アプリケーションライフサイクル全般を管理、自動化できるようになったという。

　「ALMソリューションズ」は、「HP QC」の最上位製品「HP QC Premier」の機能を強化した製品と位置付けられる。同ソリューションは、要件管理と品質管理に加え開発管理までを統合した「ALM 11」を中核に、要件と品質管理を単一のプラットフォームで実現する「HP QC 11」、手動テスト自動化ツール「HP Sprinter」、ビジネス要件管理ツールの最新版「HP Requirements Management 11」などの10製品で構成されている。

　中でも、今回新たに追加される「HP Sprinter」は、画面ショットや注釈、データ投入の自動化、操作ログの記録などの機能によって、手動テストを効率化し、作業負荷を軽減する。

　自動負荷テストツールでは、AJAX技術を使ったWebアプリケーションの負荷テストを効率化する新機能「HP TruClient」を搭載した「HP LoadRunner 11」および、初の日本語化となる負荷テストのプラットフォーム「HP Performance Center 11」を提供する。

　価格と提供時期は以下の通り。


　組み込みソフトウェア分野をターゲットに各種プロモーションを実施するほか、アシストなどのパートナーと連携して、業務や用途に特化したプロジェクトテンプレートを構築・提供していく。