- 2025/04/17 掲載
フジ新体制、見直しを=敵対なら株5%取得も―SBI北尾氏
SBIホールディングス(HD)の北尾吉孝会長兼社長は17日、東京都内で記者会見し、フジテレビの親会社フジ・メディア・ホールディングス(HD)が発表した新体制について「不十分だ」と批判した。その上で、経営陣刷新やSBIグループとの事業連携などにより再生を目指すべきだとの認識を示した。
一方、「(フジ側が)敵対するなら勝負する」とも主張。フジHD株の取得に関して「5%ぐらい訳がない」と述べた。
北尾氏は、元タレント中居正広氏による性加害問題を発端としたフジの現状について「がたがたになるので、何とかしなければいけない」と強調。フジHD株を7%超保有する米ファンドのダルトン・インベストメンツとフジ側が協議し、改めて役員案を出すべきだと訴えた。
ただ、清水賢治フジHD専務(フジテレビ社長)については、将来性のあるアニメを担当してきた経験や、昔の体制に染まっていないとして「残すべきだ」と述べた。
北尾氏は、ダルトンがフジHD取締役候補として提案している12人のうちの一人。
【時事通信社】 〔写真説明〕フジ・メディア・ホールディングス本社=東京都港区(AFP時事)
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