- 2010/11/15 掲載
富士通がフィンランド最大のICTアウトソーシング受注、PC2万台、サーバ1000台提供
富士通は、本契約で2万台以上のPCや約1000台のサーバに加え、数百のアプリケーションを含めた運用・管理サービスを提供。また、Tampere市のICT部門から、約100人が富士通に移り、継続的なサポートを行っていく。フィンランドのICTアウトソーシングとしては最大規模になるという。
Tampere市の自治体・病院におけるICT関連の要望は毎年約10万件にものぼる。そのため、Tampere市のプロジェクトマネージャをつとめるSari-Anne Hannula氏は「これらを総合的に任せられるベンダーが必要で、ネットワークを含めて利用者すべての課題を解決するために、サポート窓口が一本化できるようなサービスを求めていた」という。こうした課題に富士通は応えたほか、マルチベンダー環境においてベンダー変更の際にも現場には影響が出ない運用を実現、採用につながった。
Fujitsu Tampere regional directorのPasi Lehmus氏は「本契約は富士通にとって重要な意味を持つ」としており、今後は拠点を2か所新設することを明らかにしている。11月にはTampere市、Pirkanmaa病院群にサービスを展開し、他の自治体へは2011年2月からスタートする予定。
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