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アイティメディアは28日、ITエンジニアの転職意識について調査を行い、調査結果を発表した。
アイティメディアは28日、ITエンジニアの転職意識について調査を行い、調査結果を発表した(有効回答数:772)。回答期間は、2010年6月1日から6月9日まで、Webページ上での自己回答式。
調査の結果、「転職してみたい企業(複数回答)」は、得票数の多い順に、1位「グーグル」、2位「マイクロソフト」、3位「ソニー」となった。また、回答者の転職意向については、「現在転職活動中である」または「1年以内に転職を考えている」という転職意欲層は、全体の13.0%だった。
順位 | 企業名(昨年の順位) | 得票数 |
1位 | グーグル | 66 |
2位 | マイクロソフト | 31 |
3位 | ソニー | 26 |
4位 | NTTデータ | 23 |
4位 | 日本オラクル | 23 |
6位 | 日本アイ・ビー・エム | 21 |
7位 | 任天堂 | 15 |
8位 | パナソニック | 13 |
9位 | 楽天 | 13 |
10位 | 野村総合研究所 | 12 |
転職してみたい企業の上位3社を選択した回答者にその理由を聞いてみると(選択式 複数回答)、1位のグーグルは、回答数の多い順に「技術力がありそう」(68.2%)、「優秀なエンジニアがいるから」(60.6%)、「仕事内容が魅力」(59.1%)という結果だった。
2位のマイクロソフトは、「技術力がありそう」(71.0%)、「ステップアップにつながりそう」(67.7%)、「ネームバリューが高い」(61.3%)、3位ソニーは、「技術力がありそう」(61.5%)、「仕事内容が魅力」(50.0%)、「ネームバリューが高い」(46.2%)が上位となった。
また、ITエンジニアの「仕事の状況」について、2009年10月時点と現在とを比べて聞いたところ(選択式 複数回答)、「コスト削減がきびしくなった」(42.9%)、「プロジェクトが減った、規模が小さくなった」(36.5%)、「業績が悪化した」(35.0%)という結果が得られたという。
なお、2009年6月の調査における同様の質問では、それぞれ54.7%、49.4%、44.6%だった。すべての項目で減少しており、エンジニアをとりまく仕事の環境は改善の兆候が見えた。
なお、本調査は、アイティメディアが運営するITエンジニアのキャリアアップ支援情報サイト「@IT自分戦略研究所」ならびに「JOB@IT」が、両サイトの読者などを対象に、2001年から実施しているもの。
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