• 2010/04/14 掲載

東京都民銀行、日本IBM構築による次期情報系システム基盤「新データインフラシステム」2011年5月稼働へ

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日本IBMは、東京都民銀行の次期情報系システム基盤「新データインフラシステム」を構築することを発表した。

 日本アイ・ビー・エム(以下、日本IBM)は、東京都民銀行の次期情報系システム基盤である「新データインフラシステム」を構築することを発表した。

 東京都民銀行では、2011年の基幹システム更改に取り組んでおり、今回の次期情報系システム基盤構築はその一環の取り組み。次期情報系システムの基盤となる「新データインフラシステム」は、多様化した業務データについて顧客をキーに情報収集および一元管理し、取引の傾向などを分析することで、より顧客に適した喜ばれる金融サービスを提供すると共に、営業支援や収益管理など、営業戦略を立案し意思決定を行うために必要な情報について、最小限の手間で最大限の効果が得られるように提供し、経営に寄与する施策を支援することを目指しているという。

 「新データインフラシステム」には、IBMのUNIXサーバ「IBM Power System 550」、ストレージ「IBM System Storage DS5100」、データベース管理ソフト「IBM DB2 V9.7」、Webアプリケーション基盤「IBM WebSphere Application Server V7」などと、アジアパシフィックシステム総研の情報系基盤ソリューション「entrance Banking」が採用されている。また、IBM独自の仮想化技術によって複数の論理区画を設定することで、複数の本番業務とそのバックアップ・開発環境が、2台の物理的なサーバに集約されている。

 2010年2月からプロジェクトを開始、5月から本格的な構築に入り、2011年5月に稼働する予定となっている。

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