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- 2009/11/16 掲載
【連載 第1回】これからの企業で働くための条件(組織編1)(2/3)
名古屋商科大学大学院教授 アソシエイトディーン 伊藤武彦氏
社員は離れている
リーマンショック後に、15カ国、29,810名に対してライトマネジメントが実施したエンゲージメント・サーベイでは、「組織へのエンゲージメント」「仕事へのエンゲージメント」双方にエンゲージメントがあると答えているStarは34%である。一方、両方にエンゲージメントがないと答えているDisconnectedな人は50%に及んでいる。![]() ※クリックで拡大 |
出典:ライトマネジメント、グローバルエンゲージメントサーベイより |
又、国別では15カ国中、日本が最低で11%、韓国が続いて18%となっている。
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出典:ライトマネジメント、グローバルエンゲージメントサーベイより |
組織だけでなく、目の前の仕事にも熱意を持って取り組むことを多くの人が諦めている事実は、真剣に捉えなければならない。社員の半数がこのような状態では、企業はサステイナビリティ以前に短期の成功を得ることもおぼつかないと言える。
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