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沖データは22日、欧州地域向けモノクロプリンタのSCM改革を実施、10日間の納期短縮と年間1億2000万円の物流コスト削減を見込むと発表した。
沖データでは、欧州地域におけるモノクロプリンタの販売数が拡大しており、一方で生産と物流の効率化による納期短縮、物流コスト削減が課題となっていた。また、欧州向けのモノクロプリンタは中国で本体を製造、英国スコットランドで欧州各国向けの仕様等にカスタマイズしていたが、このスコットランド工場では、欧州、中東、アフリカ、米国向けの消耗品を生産しているが、この消耗品の生産増への対応も急務の課題となっていた。
今回の改革では、カスタマイズ要求の少ないモノクロプリンタのうち英国以外で販売する年間15万台について、本体生産とカスタマイズ業務を中国工場で一括生産、物流もスコットランドを経由せずにオランドの倉庫に輸送する体制を整えた。
これによって中国からオランダの倉庫までの輸送期間を10日間短縮するとともに、英国内のトラック輸送が不要となり、輸送費用の削減に成功。また、スコットランド工場は消耗品の生産への注力が可能になったという。
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