- 2025/03/27 掲載
インド、企業への海外からの投資制限緩和へ 資本流入促進=関係筋
[ニューデリー 27日 ロイター] - インド準備銀行(中央銀行)は国内への資本流入を促すため、海外の個人投資家による上場企業への投資上限を現在の5%から10%に引き上げる方針。政府高官の話とロイターが入手した文書で明らかになった。
2人の政府高官は、これまで海外在住のインド人に限られていた投資優遇措置を全ての外国人投資家に拡大し、投資上限も引き上げられると説明した。
中銀は先週政府に宛てた書簡で、これらの措置を早期に実施する可能性があるとの見通しを示した。
現行の外国為替管理法(FEMA)に基づく特別規則では、海外在住インド人のみがインドの上場企業の株式を5%まで保有することが認められている。
書簡によると、中銀は対象を全ての外国人個人投資家に拡大し、株式保有上限を10%まで引き上げることを計画している。
政府高官はまた、上場企業に対する海外個人投資家の合計保有上限を現在の10%から24%に引き上げる方針だと明らかにした。
政府、中銀、証券取引委員会(SEBI)がこの計画を検討しており、協議は最終段階にあると述べた。
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