- 2024/10/08 掲載
実質消費支出、8月は前年比マイナス1.9% 予想下回る減少率
[東京 8日 ロイター] - 総務省が8日発表した8月の家計調査によると、2人以上の世帯の実質消費支出は前年同月比1.9%減となった。消費支出がマイナスに転じたのは2カ月ぶり。季節調整済み前月比では実質2.0%の増加だった。
ロイターがまとめた事前調査では前年比2.6%減になると予想されており、公表された減少率は予想より小さかった。前月比の予測中央値は0.5%増だった。
項目別では、自動車関係費などの「交通・通信」が実質減少だった。電気代などの「光熱・水道」は11カ月続けてマイナスとなった。「家具・家事用品」は2カ月ぶりにプラスに転じた。
統計によると、1世帯あたりの支出額は29万7487円で、名目ベースでは前年比1.5%の増加となった。
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