- 2025/04/03 掲載
米、中国・香港からの小口輸入品免税を5月2日廃止=大統領令
Andrea Shalal
[ワシントン 2日 ロイター] - トランプ米大統領は2日、中国と香港からの800ドル以下の小口輸入品に対する関税免除措置(デミニミス・ルール)を廃止する大統領令に署名した。
同措置は米東部時間5月2日午前0時01分(日本時間午後1時01分)に終了する。
免税廃止後は、中国および香港からの輸入品で、国際郵便網を通さずに発送される800ドル以下の荷物については、適用可能な全ての関税が課される。
国際郵便網を通じて送られた800ドル以下の輸入品については、価格の30%または1荷物あたり25ドルの関税が適用され、6月1日以降は1荷物あたり50ドルに引き上げられる。
トランプ氏は2月1日、安価な中国製品の免税ルートでの流入を防ぐため、デミニミス・ルールを停止する大統領令に署名したが、直後に物流の問題や関税徴収システムの不備を理由に施行を遅らせるよう大統領令を修正していた。
ホワイトハウスは2日、ラトニック商務長官が小口輸入品に対する関税の徴収システムが十分整っていると判断したことを受け、同措置を廃止すると説明した。
商務長官はこの大統領令の影響評価報告書を90日以内に提出し、マカオからの小口輸入品にも適用するかどうかを検討するという。
免税ルートで米国に入る荷物の数は近年爆発的に増加しており、昨年は14億個近くに達した。
現在、米国に持ち込まれる荷物の90%以上にデミニミス・ルールが適用され、そのうち約60%が中国から発送され、中国の「Temu(テム)」や「SHEIN(シーイン)」といった直販の小売り業者がその筆頭だ。
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