- 2025/04/03 掲載
関税でインフレ長期化の恐れ、輸入品以外も=クーグラーFRB理事
[ワシントン 2日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のクーグラー理事は2日、米国の追加関税は予想以上に長期のインフレにつながる可能性があると指摘し、物価が上昇するのは輸入品だけという見方をけん制した。
プリンストン大学でのイベントで、関税が単に輸入品価格の一時的な上昇をもたらすだけでなく、「より長期的な影響をもたらす理由があるかもしれない」と述べた。
例えば、トランプ大統領がすでに課した新たな関税はアルミニウムや鉄鋼などの中間財を対象としている。
クーグラー氏は、これは供給網を通じて全てのセクターに影響を与えるとし、経済全体に浸透するには時間がかかるかもしれないと発言。
他国による報復のリスクや、米国のインフレ期待が変化する可能性もあり、関税が価格を歪め、資本が「比較優位にない」商品の生産にシフトするリスクもあるとし、「それは、他のどこかでもっと安く生産できたはずのものに、われわれが高い価格を支払うことを意味する」と語った。
「インフレに対する上振れリスクはすでに一部見えている」とし、特に消費者が関税発動前に自動車購入を急ぐ様子を踏まえると、現時点では予想以上のインフレが大きなリスクだと指摘した。
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