- 2023/04/21 掲載
米バズフィードがニュース部門を閉鎖、15%の人員削減へ
[20日 ロイター] - 米新興インターネットメディアのバズフィードは20日、ニュース部門「バズフィード・ニュース」を閉鎖すると発表した。従業員の約15%に当たる180人前後を削減するという。
バズフィード・ニュースは2011年に立ち上げられ、調査報道などの分野で評価を高めてきた。21年には中国のイスラム教徒強制収用に関する記事で、優れた報道をたたえるピュリツァー賞も受賞している。
一方で事業自体は赤字が続き、収入源だった広告もTikTok(ティックトック)などのソーシャルメディアとの獲得競争に勝てなかった。
ジョナ・ペレッティ最高経営責任者(CEO)は、新型コロナウイルスのパンデミックとその後の景気悪化がデジタル広告とバズフィードの事業に逆風となったと説明した。
バズフィードのニュース事業は今後傘下のハフポストに集約される。
PR
PR
PR