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  • 2020/03/21 掲載

Excel時短の秘技!チェックを速く正確に行う「トレース機能」ってなんだ?

連載:今日から使えるExcel最強活用術

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Excelでミスのない表を作成するには、入力内容をチェックする時間を十分に確保することが大切です。しかし実際には、あまり時間に余裕がないことのほうが多いのではないでしょうか。そこで今回は、チェック作業を劇的に速く、かつ正確に行うためのテクニックのひとつ、「トレース機能」を紹介します。(Excel「厳選ショートカットキー」一覧PDFも提供中)
本記事は『Excel 最強の教科書[完全版]──すぐに使えて、一生役立つ「成果を生み出す」超エクセル仕事術 』の内容を一部再構成したものです。


トレース機能で参照元を確認する

 トレース機能を使用すると、各数式が参照している「参照元のセル」をひと目で確認できます。セルに入力されている数式の正誤をチェックする作業において、この機能ほど便利な機能はありません。ぜひマスターしてください。

 下図ではトレース機能で参照関係をチェックしています。参照関係は矢印と●マーカーで表現されます。●が「参照元のセル」、矢印の先が「数式が入力されているセル」です。下表では「売上」行のデータが、「単価」と「販売数」のセルの値を元にして計算されていることがひと目で確認できます。

画像
トレース機能を使用すると、入力されている数式が、どのセルを元にして計算されているのかが、ひと目で確認できる。

 たとえば、セルF4の売上は、セルF5とセルF6の値を元にして計算されている、ということがわかります。この機能をマスターすれば、一秒で数式の内容が正しいのか否かを確認できます。

トレース矢印の表示方法

 トレース矢印を表示するには、数式が入力されているセルを選択した状態で、[数式]タブの[参照元のトレース]をクリックします。ショートカットキーはAlt→M→Pです(同時に押すのではなく、順番に押します)。


■これも重要!
他のワークシートの値を参照している場合

 数式が他のワークシートの値を参照している場合は、「黒矢印」と「ワークシートのアイコン」が表示されます。


【次ページ】トレース機能の効果的な使い方
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