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- 2022/03/26 掲載
XLOOKUPとはどんな関数か? わかりやすく図解、「VLOOKUPもう不要」は本当?
連載:今日から使えるExcel最強活用術
マスターデータの任意の項目からデータを抽出する
VLOOKUP関数を使用すると、マスターデータに登録されている製品IDをもとにして、商品名や単価を抽出することができます。これは非常に便利な機能です。この機能を上手に活用すれば、商品名や単価の入力ミスを未然に防ぐことができます。
しかし、VLOOKUP関数には不便な点がありました。それは「VLOOKUP関数では左端の列しか検索できない」という制約がある点です。たとえば、前項で解説した以下の商品マスターの場合、VLOOKUP関数で検索できるのは、商品マスターの左端に記載されている「ID」のみです。商品名で検索することはできません。
この、VLOOKUP関数の不便さを解消すべく、Excel 2021で新たに追加されたのが「XLOOKUP関数」です。XLOOKUP関数を使用すると、検索範囲に含まれるすべての列を検索対象に指定できます。上記の例のケースでは、商品名からIDを抽出することもできるということです。
XLOOKUPの便利な使い方
XLOOKUP関数は、以下のようにして使用します。1つめの引数「検索値」には検索キーを指定します。商品IDや商品名など、マスター表の中で重複値がない項目を指定してください。単価は他の商品に同じ価格のものが存在する可能性があるので、検索キーとしては不適切です。
2つめの引数「検索範囲」には「マスターデータの中で検索対象となる範囲」を指定します。
3つめの引数「戻り範囲」には「抽出したい値の範囲」を指定します。2つめの引数「検索範囲」と、3つのめの引数「戻り範囲」が、XLOOKUP関数を使いこなすうえでポイントとなる引数です。
たとえば、前ページの商品マスターにおいて、商品名からIDを抽出する場合は、以下のように指定します。
【次ページ】検索範囲と戻り範囲の行数は必ず揃える
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