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- 2016/08/09 掲載
Twitterで有名になって、しかも自社商品を「ちゃっかり」紹介する方法(2/3)
注目されるために、どんどん大手アカウントとの交流を広げよう
筆者:集まりの趣旨にのっとって、レコンさんの役に立つことも聞いてみたいですね。恐らく読者にも、同じような悩みをお持ちの方がいらっしゃると思うので。たとえばみなさん、公式アカウントを運営するうえで工夫していることって何かありますか?森アル:私の場合は、最初はFacebook、次にTwitterを始めたのですが思ったほど伸びなくて。反響がないと面白くないので、人気がある他社のアカウントを見てみたら結構ゆるいノリでツイートしていたんです。それで、実験的にゆるいツイートとかたいツイートと使い分けてABテストをしてみました。そうしたら、同じ内容で同じリンク先なのに、ゆるいツイートの方が明らかに反響が大きかったんです。そのデータをもとに「そういう訳で、これからはゆるくやります」と宣言して今に至っています。
まるがも:ビッグネームの公式アカウントとやりとりしていると注目されるので、積極的に交流を図っています。大手製菓会社さんなどとやりとりしていると、一気にインプレッションが跳ね上がりますね。

森アル:私も初期には積極的に色々なアカウントと、リプライやRTでやりとりしました。
黄金糖:大手からのリプライが来るとインプレッションはやっぱり跳ね上がりますね。普通にツイートして数千程度なのですが、人気の高いアカウントとやりとりが始まると数万、トレンドに載ると数十万インプレッションになることもあります。
筆者:そんなに大きな違いが出るんですね。
レコン:私は担当している商品がHMDということもあり、他の商品のアカウントと交流しにくいんですよね。どう話しかけていったら面白いのかもよくわからないし。
黄金糖:同業に声をかけていくのも手ですよ。私は飴業界のアカウントと積極的に交流しています。同じ大阪の飴業界ということで、一時期はパインアメさんにがんがんリプライやRTを飛ばしていました。
森アル:同業者と交流できるのはうらやましいです。待ってるんですけど、アルミ製品の公式アカウントってなかなか出てこなくて……同業者とTwitterで交流したい!(笑)
まるがも:うちも同業の中では早かった部類ですね。でも、早く始めてよかったと思っています。Twitterがなかったらできないようなことがたくさんできたので。
筆者:Twitterがなかったらできなかったようなことというと、たとえばどのようなことですか?
まるがも:Twitterで交通安全標語を募集したり、トラックにTwitterロゴをプリントしたり。熊本の震災のときにもTwitterで公式アカウントさんに呼びかけて支援物資を募って、九州方面に行くトラックの空きスペースに積んで行ったりしました。今日いらっしゃってる黄金糖さんはじめ、多くの企業さんから支援物資を寄せていただいて。おかげで物流の業界誌にも取り上げられたんですよ。
森アル:Twitter上での公式アカウント同士のつながりから、グッズづくりにつながったりもします。他社アカウントさんにからんでいくことで、ぐっと広がりを見せるのがTwitterの特徴ですね。

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